特許
J-GLOBAL ID:200903045212872147

乾燥粉末吸入器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 保科 敏夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-554164
公開番号(公開出願番号):特表2004-527271
出願日: 2001年12月18日
公開日(公表日): 2004年09月09日
要約:
【課題】粉末粒子の大きさを低減し、大きな固まりとなる粒子の発生を低減し、および/または流れの中の粒子の大きさをより均一にする。【解決手段】乾燥粉末吸入器は、ハウジングと、単一ユニット用量を入れることができる少なくとも一つの単一用量保管室(17)と、その保管室(17)に隣接した出口通路(20)と、その出口通路(20)を閉じるフレキシブルで曲げることができるシ-ルプレ-ト(14)を備える。加圧したエアの流れを用量の上部に当てると、上部シ-ルが破られ、薬剤はシ-ルプレ-ト(14)に向かって運ばれる。シ-ルプレ-ト(14)は、下にゆがみ、用量の粉末を出口通路(20)の中へと至らせる。エアの流れによって、(出口通路の中の)シ-ルプレ-ト(14)が振動し、用量を好適な大きさの粒子と化す。その粒子化した用量は、エアの流れによって運ばれ、患者に供給される。【選択図】図2B
請求項(抜粋):
加圧エア源で作動できる、次のa〜dを備える乾燥粉末吸入器。 a.上部面および前部面をもち、前記上部面に形作られ、縦方向に延びて前記前部面に交差するくぼみの形の出口通路を含むベ-ス基板。 b.前記ベ-ス基板の前記上部面の上に重なる、フレキシブルな材料からなるシ-ト。 c.前記シ-トの上に重なる用量保管基板であり、その用量保管基板は、固まった薬剤粉末の少なくとも一つの単一ユニット用量を含有し、また、前記用量保管基板は、前記シ-トに隣接する底面と、前記ユニット用量を入れるために、その中に形作った少なくとも一つの室と、反対側の上部面とを備える。 d.前記用量保管基板の上に重なり、その用量保管基板の前記上部面上にエア源から加圧エアを送るための少なくとも一つの通路を含むエア入口基板であり、前記加圧エアは、前記室から前記用量を押しやり、前記シ-トは、前記加圧エアによって前記くぼみの中に下方に変形し、それにより、前記シ-トの前記上部面に沿う出口通路を与え、そして、前記用量は、加圧エアが当たることにより下方に運ばれ、前記シ-トに向けられ、前記シ-トは、前記用量を分解し浮遊化させるように振動し、しかも、前記くぼみを通して粉末流を計量し、前記用量は、前記くぼみを通して浮遊化状態で運ばれ、その用量は、前記ベ-ス基板の前記前部面から出る。
IPC (2件):
A61M15/00 ,  A61M13/00
FI (2件):
A61M15/00 Z ,  A61M13/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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