特許
J-GLOBAL ID:200903045234973400

磁束密度の高い一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-197708
公開番号(公開出願番号):特開平9-041039
出願日: 1995年08月02日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 成分の変動に影響されず安定した高磁束密度一方向性電磁鋼板を得る。【解決手段】 C:0.025〜0.075%、Si:2.5〜4.5%、S≦0.015%、酸可溶性Al:0.015〜0.040%、その他Mn、N、Sn、Cr等を含有する電磁鋼スラブを1280°C以下で加熱熱延し、最終圧延率を80%以上とし、脱炭焼鈍、窒化処理、仕上げ焼鈍をする一方向性電磁鋼板の製造において、最終冷延前の鋼板の焼鈍を950°C〜1150°C、300秒以内で行った後、均熱温度から850°Cまでの平均冷却速度(R)と熱延板の[N]含有量との関係が、55-0.6×[N]<R<98-0.9×[N]を満たす範囲で冷却し、850°Cからは10°C/sec 以上の速度で冷却する。【効果】 スラブの[N]含有量の変動に影響されず高磁束密度鋼板が得られる。
請求項(抜粋):
重量比で、C :0.025〜0.075%、Si:2.5〜4.5%、S ≦0.015%、酸可溶性Al:0.015〜0.040%、N <0.010%、Mn:0.050〜0.45%、を含有し残部Fe及び不可避的不純物からなる電磁鋼スラブを1280°C以下の温度に加熱した後、熱延し、一回または中間焼鈍を介挿する二回以上の圧延でその最終圧延率を80%以上とし、ついで脱炭焼鈍、窒化処理、仕上げ焼鈍をする一方向性電磁鋼板の製造において、最終冷延前の鋼板の焼鈍を950°C〜1150°Cの温度で300秒以内均熱した後、均熱温度から850°Cまでの平均冷却速度(R)と熱延板の[N](ppm) 含有量との関係が55-0.6×[N]<R<98-0.9×[N]を満たす範囲で冷却し、850°C〜室温までは10°C/sec 以上の速度で冷却することを特徴とする磁束密度の高い一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06 ,  H01F 1/16
FI (4件):
C21D 8/12 B ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/06 ,  H01F 1/16 B
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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