特許
J-GLOBAL ID:200903045262867675

ステアリング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-198249
公開番号(公開出願番号):特開2004-034923
出願日: 2002年07月08日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】SBWシステムにおいて、中立点周辺の操舵感を良好にする。【解決手段】転舵反力とその時間微分に基づいて操舵軸を駆動すれば、転舵反力の微分値dF/dtの立ち上がりに伴って、操舵反力を急峻に立ち上げることができるため、転舵反力に応じた操舵反力を速やかに付与できる。また、中立点近傍において、転舵反力Fは転舵変位量xに略比例するため、微分値dF/dtを用いれば、転舵速度vに略比例する項(-av;a>0)を生成することができ、この様な項(-av)を操舵反力を生成する項の中に含めると、例えば転舵後に操舵トルクを急に弱めた際等に、ダンパー作用項として働くため、操舵軸の振動を抑制することができる。これらの作用により、転舵反力に現れる路面情報を違和感無く運転者に伝達できると共に、ビルドアップ感のある頑強で滑らかな操舵感を生成することが可能となる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
ステアリング・ホイールに操舵反力を付与する操舵アクチュエータを有する操舵機構と、転舵軸を駆動する転舵アクチュエータを有する転舵機構とを機械的に分離し、これら双方を連結する連結機構を電気的な連動機構にて代替的に構成した、ステアバイワイヤ・システムにおいて、 前記ステアリング・ホイールの操舵角θを検出する操舵角センサと、 前記ステアリング・ホイールに運転者が付与する操舵トルクTを検出する操舵トルクセンサと、 前記転舵機構における転舵変位量xを検出する転舵変位量センサと、 路面反力等に基づいて前記転舵機構に働く転舵反力Fを検出する転舵反力センサと を有し、 前記操舵トルクT、前記転舵反力F及び前記転舵反力Fの時間微分dF/dt又はその関連値を用いて、前記操舵アクチュエータの制御量uh を決定する ことを特徴とするステアリング制御装置。
IPC (1件):
B62D6/00
FI (1件):
B62D6/00
Fターム (9件):
3D032CC08 ,  3D032DA03 ,  3D032DA05 ,  3D032DA15 ,  3D032DA23 ,  3D032DC02 ,  3D032DE01 ,  3D032EB05 ,  3D032EB12
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 操舵制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-025423   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 操舵制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-121115   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 車両用操舵装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-294247   出願人:光洋精工株式会社

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