特許
J-GLOBAL ID:200903045264093154
給湯システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
渡辺 昇
, 原田 三十義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-184545
公開番号(公開出願番号):特開2006-010116
出願日: 2004年06月23日
公開日(公表日): 2006年01月12日
要約:
【課題】 貯湯タンクとミキシングバルブと補助熱源を有する給湯システムにおいて、大きなアンダーシュートの発生を回避することができるとともに、貯湯タンクに湯が長期に滞留するのを回避する。【解決手段】 排熱回収給湯システムは、排熱源11と、熱交換器12と、貯湯タンク20と、貯湯タンク20からの湯と給水路50の水とを混合するミキシングバルブ30と、ガス給湯器40(補助熱源)とを備えている。貯湯タンク20の頂端から所定距離下方の位置に、タンク温度センサ86が設けられている。制御手段70は、タンク温度センサ86を用いて貯湯タンク20内の中間遷移層Wbを残すように出湯温度制御を行ない、アンダーシュートを回避する。また、三方弁90の切り替え制御により、貯湯タンク20の側部らの水を熱交換器12に供給して中間遷移層Wbの滞留を回避することができる。タンク温度センサ86の検出温度が閾値まで上昇した時には、三方弁90を切り替えて貯湯タンク20の底部からの水を熱交換器12に供給する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(a)熱発生源と、
(b)上記熱発生源からの熱を受ける熱交換器と、
(c)貯湯タンクと、
(d)上記貯湯タンクから熱交換器を経て貯湯タンクの頂部へと水を循環させる循環路と、
(e)下流端が上記貯湯タンクの底部に接続された給水路と、
(f)上流端が上記貯湯タンクの頂部に接続された給湯路と、
(g)上記給湯路の中途部に設けられ、上記貯湯タンクからの湯と上記給水路の水とを混合するミキシングバルブと、
(h)上記給湯路において上記ミキシングバルブの下流側に設けられた補助熱源と、
(i)上記ミキシングバルブと補助熱源を制御することにより、上記給湯路の下流端から設定温度の湯を出湯させる制御手段と、
を備えた給湯システムにおいて、
上記循環路は上記貯湯タンクの底部から熱交換器へ向かう第1分岐路とこれより上方の貯湯タンクの側部から熱交換器へ向かう第2分岐路に分岐され、これら第1,第2の分岐路の交差部に切替弁手段が設けられ、
上記貯湯タンク内には熱交換器からの高温の湯からなる高温層と給水温度の水からなる低温層と温度勾配を有する中間遷移層とが貯えられるようになっており、
上記制御手段は、中間遷移層の湯を貯湯タンクに残すように上記ミキシングバルブと補助熱源を制御することにより、出湯温度を設定温度に維持し、
さらに制御手段は、上記切替弁手段を、通常時には上記貯湯タンクの底部からの水だけを熱交換器を第1分岐路を介して熱交換器に供給する第1の状態にし、必要に応じて、少なくとも上記貯湯タンクの側部からの湯ないしは水を第2分岐路を介して熱交換器に供給する第2の状態にすることを特徴とする給湯システム。
IPC (3件):
F24D 17/00
, F24H 1/00
, F24H 1/18
FI (5件):
F24D17/00 M
, F24H1/00 631A
, F24H1/18 D
, F24H1/18 302K
, F24D17/00 C
Fターム (11件):
3L025AC01
, 3L073AA02
, 3L073AA08
, 3L073AA14
, 3L073AA18
, 3L073AB09
, 3L073AB12
, 3L073AC01
, 3L073AD03
, 3L073AD05
, 3L073AE06
引用特許:
出願人引用 (7件)
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コージェネレーションシステム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-173281
出願人:株式会社長府製作所
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コージェネレーションシステム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-210744
出願人:松下電器産業株式会社
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給湯装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-362207
出願人:松下電器産業株式会社
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特開昭60-057150
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特開昭56-129918
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貯湯式給湯装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-144771
出願人:大阪瓦斯株式会社
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ソーラー給湯機能付給湯装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-358033
出願人:株式会社ノーリツ
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