特許
J-GLOBAL ID:200903045278791946

距離測定機能付き移動体通信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051096
公開番号(公開出願番号):特開平10-234072
出願日: 1997年02月20日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 位置検出用途などに使用される距離測定機能付き移動体通信機において、誤差の大きな電界強度値を使用せずに基地局と移動局間の距離測定を可能とする距離測定機能付き移動体通信機を提供する。【解決手段】 測距データとしてPN符号を用い、しきい値検出器6がしきい値以上の測距データの自己相関値(積分器5の出力)を検知すると、その積分器5の出力を高速なクロックでサンプリングし、微分器a7でそのサンプリング値のクロック間の差分を用いて測距データの到達時間を検出し、検出と同時にCPUa7で測距データとメモリーa11の無線部1とLPF2、10の処理遅延時間データを送信することにより、高精度の距離測定が可能な距離測定機能付き移動体通信機が得られる。
請求項(抜粋):
高周波信号を処理する無線部と、ベースバンド帯域に帯域制限する第1の低域濾波器(LPF)と、主にスペクトル拡散通信に使用される擬似雑音符号(PN)系列の距離測定データ(測距データ)を記憶する測距データ記憶部と、前記LPF出力信号と前記測距データを乗算する乗算器と、前記乗算器出力を積分する積分器と、前記積分器の積分値を監視し、しきい値以上の積分値を検出したときに、しきい値検出信号を出力するしきい値検出器と、前記積分器出力を測距データクロックのn倍の高速クロックでサンプリングし、そのクロック間の前記積分器の出力差としきい値を比較して、しきい値以下になると測距データの到着検出信号を出力する微分器と、受信信号から受信データを再生する受信データ再生部と、少なくとも前記無線部と前記第1及び後記する第2のLPFでの処理遅延時間を記憶する記憶装置(メモリー)と、少なくとも測距データと前記無線部および前記第1及び後記する第2のLPFの処理遅延時間データを送信するデータ送信部と、送信信号を帯域制限する第2の低域濾波器(LPF)と、で構成されることを特徴とする距離測定機能付き移動体通信機。
IPC (4件):
H04Q 7/34 ,  G01S 13/76 ,  H04B 1/40 ,  G01S 13/28
FI (4件):
H04B 7/26 106 A ,  G01S 13/76 ,  H04B 1/40 ,  G01S 13/28 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 測距装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-129469   出願人:クラリオン株式会社
  • 無線通信システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-018574   出願人:株式会社東芝
  • クロック生成回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-174594   出願人:富士通株式会社

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