特許
J-GLOBAL ID:200903045299057282
複合筆記具
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-218690
公開番号(公開出願番号):特開2006-035638
出願日: 2004年07月27日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
【課題】 簡単な操作で携帯時などに不用意にノックされるのを防止可能とする。【構成】 筆記体と連接した複数のノック部材の操作部を後軸後端部に至り設けたそれぞれの縦窓孔に突出させ、各ノック部材を軸先方に摺動させることにより選択的に筆記部を先軸の先端孔から突出係止させるようにした複式筆記具において、後軸の後端に、後軸に対して適宜範囲で回動するように天冠が設けられ、その天冠の軸心部前端に、円周上の所要箇所で係止凸部が設けられて、また、前記各ノック部材の後端部に係止突起が形成されて、ノック部材が後軸の後端側に後退した状態で前記天冠を一方に回動した時に、前記係止凸部がノック部材の係止突起に係合してノック部材の前進が阻止され、また、天冠を他方に回動した時に、係止凸部がノック部材の係止突起から係合離脱してノック部材の前進が自在となるロック装置が設けられてなる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
筆記体と連接した複数のノック部材の操作部を後軸後端部に至り設けたそれぞれの縦窓孔に突出させ、各ノック部材を軸先方に摺動させることにより選択的に筆記部を先軸の先端孔から突出係止させるようにした複式筆記具において、
後軸の後端に、後軸に対して適宜範囲で回動するように天冠が設けられ、その天冠の軸心部前端に、円周上の所要箇所で係止凸部が設けられて、また、前記各ノック部材の後端部に係止突起が形成されて、ノック部材が後軸の後端側に後退した状態で前記天冠を一方に回動した時に、前記係止凸部がノック部材の係止突起に係合してノック部材の前進が阻止され、また、天冠を他方に回動した時に、係止凸部がノック部材の係止突起から係合離脱してノック部材の前進が自在となるロック装置が設けられてなることを特徴とする複式筆記具。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (8件):
2C353HA02
, 2C353HE01
, 2C353HE14
, 2C353KA02
, 2C353KA05
, 2C353KA12
, 2C353KA13
, 2C353KA14
引用特許:
出願人引用 (2件)
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複式筆記具
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-036017
出願人:三菱鉛筆株式会社
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実開平7-11382(特許文献1) 軸本体内に複数の筆記体を有し、筆記体は弾発部材により軸本体後方に付勢されるが、筆記体の後端に取り付けられているノック部材を前進させて、ノック部材を軸本体に係合させることにより、筆記体を軸本体から突出させるようにした複式筆記具が一般的に知られている。(特許文献2) 後端に設けられた押圧部材をノックすることにより軸先から筆記先端部を出没可能とするノック式筆記具が示されている。このノック式筆記具は、携帯時などに誤ってノックしてしまい、ペン先が突出してポケットや衣服などを汚してしまうという問題を回避する目的で押圧部材がノックされないように押圧部材を外力から保護する遮蔽部材が取付けられている。
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