特許
J-GLOBAL ID:200903045320159422

アレーアンテナを備えた送受信装置及びこのアレーアンテナの調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-261761
公開番号(公開出願番号):特開2002-076742
出願日: 2000年08月30日
公開日(公表日): 2002年03月15日
要約:
【要約】【課題】 送受信アンテナにそれぞれアレーアンテナが用いられ、この送受信アンテナが接近して配置されている送受信装置に於いては、送信信号が受信アレーアンテナに混入して通信品質が低下することを避けるために、それぞれのアンテナのアンテナパターンに、互いの方向に向かう感度零の点を設ける必要がある。しかし、互いに干渉し合う程度に接近して配置されていると、一方を調整すると他方の調整に狂いが生じるようになり、調整を繰り返しても零点の深度が劣化して、ある程度以上に良好な零点深度が得られなくなるという問題があった。【解決手段】 受信アレーアンテナ7の受信移相器3a〜3Mの調整効果を全て調べた上、最も調整効果が大きいものを抽出する。抽出した受信移相器(3a〜3Mの内の1個)のみの設定値を受信機9の受信電力値が最小となるように微調整することによって、受信アレーアンテナパタンの零点を最適なものとする。
請求項(抜粋):
複数の送信素子アンテナを有する送信アレーアンテナから送信した信号を、前記送信アレーアンテナに近接して配置され複数の受信素子アンテナを有する受信アレーアンテナで受信してその受信強度を測定する手順と、前記複数の受信素子アンテナのそれぞれに接続された受信移相器の内の1個の位相を、あらかじめ定めた所定の角度にわたって移相させ、この位相変化に対応する前記受信強度の変化を記憶したのち前記移相させた角度をもとにもどす手順と、前記受信移相器の内の1個に実施した手順を残りの全ての受信移相器に実施する手順と、前記1個の受信移相器と前記残りの全ての受信移相器との内、前記記憶した受信強度が最も小さくなったものを抽出し、抽出した前記受信移相器に、前記受信強度が最も小さくなった位相角を設定する手順とを含むことを特徴とするアレーアンテナの調整方法。
IPC (6件):
H01Q 3/26 ,  H01Q 21/28 ,  H04B 1/40 ,  H04B 7/06 ,  H04B 7/08 ,  H04B 7/10
FI (6件):
H01Q 3/26 C ,  H01Q 21/28 ,  H04B 1/40 ,  H04B 7/06 ,  H04B 7/08 D ,  H04B 7/10 A
Fターム (27件):
5J021AA06 ,  5J021CA06 ,  5J021DB02 ,  5J021DB03 ,  5J021EA04 ,  5J021FA14 ,  5J021FA15 ,  5J021FA16 ,  5J021FA17 ,  5J021FA20 ,  5J021FA26 ,  5J021FA29 ,  5J021FA30 ,  5J021FA32 ,  5J021GA02 ,  5J021GA06 ,  5J021GA08 ,  5J021HA05 ,  5J021HA10 ,  5K011DA02 ,  5K011JA01 ,  5K011KA05 ,  5K011KA08 ,  5K059CC02 ,  5K059CC03 ,  5K059CC04 ,  5K059DD32
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 送受信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-288406   出願人:防衛庁技術研究本部長, 三菱電機株式会社
審査官引用 (1件)
  • 送受信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-288406   出願人:防衛庁技術研究本部長, 三菱電機株式会社

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