特許
J-GLOBAL ID:200903045409513173

音響装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 藤本 英介 ,  神田 正義 ,  宮尾 明茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-347006
公開番号(公開出願番号):特開2008-158254
出願日: 2006年12月25日
公開日(公表日): 2008年07月10日
要約:
【課題】音響装置における騒音を低減する場合に、必要な音も低減の対象になってしまう弊害をなくす。【解決手段】騒音検出部302は、集音マイク301が検出する周囲音から騒音成分信号を検出し、その騒音成分信号は、逆位相発生部304で逆位相信号に変換され、さらに、混合部305で音響装置自身からの音響信号と混合されて、スピーカ307により空間に放射される。そして、位相反転された騒音成分信号により騒音が低減される。一方、音響パターン認識部101において、前記検出された騒音成分信号中に、騒音低減の対象外として、あらかじめ音響パターン記憶部100に記憶された音響パターンが存在するか否かを判定し、存在すれば前記騒音信号から対応する音響パターンを減算することで、対応する音響信号成分については、騒音制御の対象外にできるので、必要な音まで抑圧してしまうことはない。【選択図】図1
請求項(抜粋):
周囲音を検出する集音マイクと、前記周囲音と本来の音声情報である音響出力信号とから騒音成分信号を検出する騒音検出部と、前記騒音成分信号を位相反転する逆位相発生部と、前記音響出力信号と前記逆位相反転された前記騒音成分信号とを混合する混合部と、を備え、前記周囲音において前記騒音成分信号に関わる騒音成分を低減する音響装置であって、 検出された前記騒音成分信号を音響パターンとしてコード化する音響パターン認識部と、 予め、前記コード化された音響パターンを記憶する音響パターン記憶部と、 前記騒音検出部により検出された前記騒音成分信号から前記音響パターン認識部により検出された音響パターンの音響信号を減算する減算部と、を備え、 前記音響パターン認識部は、前記コード化された音響パターン中に、前記音響パターン記憶部内に、予め前記コード化された記憶済みの音響パターンと同じものが存在すると判定した場合、該音響パターンの信号を生成し、前記減算部に送出後、前記減算部により、前記騒音信号から前記信号を減算することによって、前記予め記憶された音響パターンの音響成分を抑圧しないようにしたことを特徴とする音響装置。
IPC (2件):
G10K 11/178 ,  H04R 3/00
FI (2件):
G10K11/16 H ,  H04R3/00 320
Fターム (2件):
5D020BB09 ,  5D061FF02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • テレビ受信機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-158342   出願人:株式会社富士通ゼネラル
審査官引用 (3件)

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