特許
J-GLOBAL ID:200903045418382430

遠心分離シミュレーション方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-278978
公開番号(公開出願番号):特開平9-117694
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、遠心前の密度勾配液の濃度分布と分離の目的となる試料の濃度分布に関係なく遠心分離中に遠心条件が変化した場合にも対応ができ、且つ短時間で結果を得ることのできるシミュレーション方法に関するものであり、更に濃度の変化による誤差の小さいシミュレーションを提供することである。【解決手段】 イーファンティスとワウの提唱した「長方形概算法」の方程式を用いて、遠心管中の任意の回転半径における任意の遠心時間後の濃度を直接計算することにより密度勾配遠心法のシミュレーションが達成できる。この時、最初に密度勾配液の濃度を用いて、分子の沈降係数と拡散係数の値を補正しこの補正した値を用いて「長方形概算法」による計算を行うことによって、濃度による誤差の少ないシミュレーション結果を得ることができる。
請求項(抜粋):
遠心分離の運転パラメータを入力することによって、分離の目的となる試料粒子の遠心管中の分離位置を推定する手段を有する遠心分離シミュレーション方法において、入力された遠心分離の前記運転パラメータと前記遠心管中の溶液のもつ分子パラメータと分離の目的となる試料粒子の分子パラメータを入力する手段と、前記遠心管中を満たしている溶液と試料粒子の遠心中の任意の時間における任意の位置の濃度を直接算出する手段と、前記遠心管内の溶液の濃度勾配と分離の目的となる試料粒子の分離位置を算出する手段を有することを特徴とする遠心分離シミュレーション方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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