特許
J-GLOBAL ID:200903045430883290

表面処理方法および表面処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 良昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-360283
公開番号(公開出願番号):特開2003-164979
出願日: 2001年11月27日
公開日(公表日): 2003年06月10日
要約:
【要約】【課題】金属製被処理物の寸法ばらつきに関わらず、回転工具のショルダ部の押込み不足による未充填欠陥(いわゆる欠肉)の発生が防止できると共に、安定した改質層の深さを確保することができる表面処理方法および表面処理装置の提供を目的とする。【解決手段】金属製被処理物の表面部に、加工装置に装着した回転工具のプローブを押込みつつショルダ部で表面部を押圧することにより摩擦撹拌処理を施し、改質層を形成する表面処理方法であって、上記回転工具を押込み方向に一定の送り量で金属製被処理物の表面部に押込み摩擦撹拌処理するに際し、該金属製被処理物の表面部高さおよび加工基準面高さを計測Q2,Q3し、これら計測値と回転工具の形状データとによりショルダ部の押込み深さを算出Q7し、該押込み深さの値と未充填欠陥発生回避可能な深さ基準値とを比較Q8し、この比較Q8により押込み深さの値が未充填欠陥発生回避可能な深さ基準値より大きい時に、上記金属製被処理物の表面部に回転工具の摩擦撹拌処理を施すQ9ことを特徴とする。
請求項(抜粋):
金属製被処理物の表面部に、加工装置に装着した回転工具のプローブを押込みつつショルダ部で表面部を押圧することにより摩擦撹拌処理を施し、改質層を形成する表面処理方法であって、上記回転工具を押込み方向に一定の送り量で金属製被処理物の表面部に押込み摩擦撹拌処理するに際し、該金属製被処理物の表面部高さおよび加工基準面高さを計測し、これら計測値と回転工具の形状データとによりショルダ部の押込み深さを算出し、該押込み深さの値と未充填欠陥発生回避可能な深さ基準値とを比較し、この比較により押込み深さの値が未充填欠陥発生回避可能な深さ基準値より大きい時に、上記金属製被処理物の表面部に回転工具の摩擦撹拌処理を施す表面処理方法。
IPC (2件):
B23K 20/12 310 ,  F02F 1/00
FI (2件):
B23K 20/12 310 ,  F02F 1/00 F
Fターム (12件):
3G024AA01 ,  3G024FA00 ,  3G024GA16 ,  3G024HA07 ,  4E067AA05 ,  4E067AA06 ,  4E067BG00 ,  4E067DA13 ,  4E067DC07 ,  4E067DD02 ,  4E067EA07 ,  4E067EB00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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