特許
J-GLOBAL ID:200903045443570003

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-130020
公開番号(公開出願番号):特開平10-321778
出願日: 1997年05月20日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 発熱体3の取付け面(冷媒タンク2の底面)が略垂直方向となる姿勢で使用した場合でも能力低下の小さい沸騰冷却装置1を提供すること。【解決手段】 冷媒タンク2の上部に設けられた放熱部は、冷媒チューブ4とフィン8とを交互に積み重ねて構成され、各冷媒チューブ4の両端に一方のヘッダ5Aと他方のヘッダ5Bが設けられている。沸騰冷却装置1を直立姿勢で使用した場合に、一方のヘッダ5Aが液面より上方に位置し、他方のヘッダ5Bが液面より下方に位置している。これにより、発熱体3の熱を受けて沸騰した蒸気冷媒が一方のヘッダ5Aを通って各冷媒チューブ4へ流入することができ、且つ各冷媒チューブ4で液化した冷媒が他方のヘッダ5Bを通って冷媒タンク2へ還流することができる。
請求項(抜粋):
表面に発熱体が取り付けられ、内部に液冷媒を溜める冷媒タンクと、前記発熱体の熱を受けて沸騰した蒸気冷媒が流入する複数の冷媒チューブと該複数の冷媒チューブ間に介在されたフィンとを有し、前記冷媒チューブを流れる蒸気冷媒を凝縮させて放熱する放熱部と、前記冷媒タンクと前記複数の冷媒チューブとを連通する複数のヘッダとを備えた沸騰冷却装置であって、前記複数のヘッダは、略平行に配された前記複数の冷媒チューブをそれぞれ略直角方向に相互に連通し、且つ前記複数の冷媒チューブが略垂直方向となる姿勢で使用される時に、少なくとも1か所のヘッダの全体または一部が冷媒液面より上方に位置し、少なくとも他の1か所のヘッダの全体または一部が冷媒液面より下方に位置していることを特徴とする沸騰冷却装置。
IPC (2件):
H01L 23/427 ,  H05K 7/20
FI (2件):
H01L 23/46 A ,  H05K 7/20 Q
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭51-039441
  • 沸騰冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-332145   出願人:株式会社デンソー
  • 特開昭52-052253

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