特許
J-GLOBAL ID:200903045454216180

鉄道車両用軌間可変台車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-258815
公開番号(公開出願番号):特開平11-091561
出願日: 1997年09月24日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 軌道の異常部分を走行する等して台車枠が跳ね上がった場合でも、軸箱がロッキングブロックから浮き上がって軌間変更可能な状態に陥ることを確実に防止できる、地上側の設備とは一切関係なく独立して動作可能な鉄道車両用軌間可変台車を提供することを目的とする。【解決手段】 台車枠Dが所定寸法以上に軸箱10から上昇すると、固定ピン作動手段40の傾斜部分43および第2の縦壁部分44が固定ピン32をロッキングブロック20側に突出させ、ロッキングブロック20を軸箱10に対して下方側に相対変位不能に固定する。これにより、台車枠Dが跳ね上がっても軸箱10がロッキングブロック20から浮き上がることがないので、図示されない車輪は軌間変更不能に固定されたままとなる。
請求項(抜粋):
鉄道車両用軌間可変台車の台車枠に対して上下方向に相対変位自在な軸箱と、この軸箱に対して下方に相対変位させられると前記軸箱との係合が解除され、車輪と共に車軸の軸線方向への変位が許容されるロッキングブロックと、このロッキングブロック側に突出させられると前記ロッキングブロックと係合し、前記ロッキングブロックを前記軸箱に対して下方に相対変位不能に固定する固定ピンと、前記台車枠が前記軸箱から所定寸法以上に上昇すると、前記固定ピンを前記ロッキングブロック側に突出させる固定ピン作動手段と、を備えることを特徴とする鉄道車両用軌間可変台車。

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