特許
J-GLOBAL ID:200903045459106650
移動体パケット通信システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-272571
公開番号(公開出願番号):特開2004-112380
出願日: 2002年09月19日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】高速移動中の車両に搭乗していながら、大容量のデータパケット通信を可能にする。【解決手段】列車の車両内にDHCP機能をもつ車両内通信手段10を設置し、路線L上の駅P1〜P3に経路上通信手段21,22,23を設置し、NAT機能をもつ代理サーバ装置30を介してインターネット40に接続する。車両A内の端末装置Tから外部のサーバ装置51宛にデータパケットの無線送信があったら、車両内通信手段10がこれを一時的に保管し、駅P2に到着した時点で経路上通信手段22へ無線送信し、代理サーバ装置30を介してサーバ装置51へ送る。サーバ装置51からの返信パケットが代理サーバ装置30に届いたら、これをマルチキャストして経路上通信手段21,22,23のすべてに送信する。車両内通信手段10は、駅P1〜P3のいずれかに到着した時点でこれを受信し、端末装置Tへと送信する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
車両とともに移動中の端末装置と外部のサーバ装置との間でパケット通信を行うためのシステムであって、
車両内に設置された車両内通信手段と、
車両が停車するか、または、通常の運行速度よりも低い速度で通過することが予定されている運行経路上の複数の通信ポイントにそれぞれ設置された複数の経路上通信手段と、
前記経路上通信手段に対して接続され、外部のサーバ装置との間でネットワークを介してデータパケットのやりとりを行う機能をもった代理サーバ装置と、
を備え、
前記車両内通信手段は、車両内に存在する端末装置との間で無線によりデータパケットの送受信を行う車内通信機能と、車両が通信ポイント付近に停車している状態、もしくは、車両が通信ポイント付近を通常の運行速度よりも低い速度で通過している状態において、当該通信ポイントに設置された経路上通信手段との間で無線によりデータパケットの送受信を行う車外通信機能と、を有し、前記車内通信機能により端末装置からデータパケットを受信した場合に、このデータパケットを前記車外通信機能が実行可能になるまで一時的に保管し、前記車外通信機能が実行可能になったときに、一時的に保管していたデータパケットを経路上通信手段へと送信する処理を実行し、経路上通信手段からデータパケットを受信した場合に、このデータパケットを前記車内通信機能により宛先となる端末装置へ送信する処理を実行し、
前記経路上通信手段は、前記車両内通信手段からデータパケットを受信した場合に、このデータパケットを前記代理サーバ装置へと送信する処理を実行し、前記代理サーバ装置から所定の端末装置宛のデータパケットを受信した場合に、このデータパケットを、自己が設置された通信ポイント付近に到来した車両内に設置された車両内通信手段へと送信する処理を実行し、
前記代理サーバ装置は、前記経路上通信手段から受信したデータパケットをネットワークを介して外部のサーバ装置へと送信する処理を実行するとともに、外部のサーバ装置からネットワークを介して受信したデータパケットを、複数の通信ポイントにそれぞれ設置された複数の経路上通信手段へと送信する処理を実行することを特徴とする移動体パケット通信システム。
IPC (2件):
FI (3件):
H04B7/26 G
, H04L12/66 Z
, H04B7/26 F
Fターム (20件):
5K030GA11
, 5K030HA08
, 5K030HB21
, 5K030HC09
, 5K030HD01
, 5K030HD06
, 5K030JT09
, 5K030KA02
, 5K030LB05
, 5K067BB04
, 5K067BB21
, 5K067BB43
, 5K067CC08
, 5K067DD17
, 5K067EE02
, 5K067EE06
, 5K067EE12
, 5K067HH21
, 5K067HH23
, 5K067HH28
引用特許:
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