特許
J-GLOBAL ID:200903045460255677
油圧PTOクラッチ構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
鈴木 活人
, 薬丸 誠一
, 中谷 寛昭
, 大中 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-326643
公開番号(公開出願番号):特開2005-090664
出願日: 2003年09月18日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
【課題】 駆動軸及び従動軸の間に介挿される軸受部材へ潤滑油を適切に供給しつつ、駆動側及び従動側摩擦板の係合解除時におけるクラッチドラッグ現象を有効に低減させ得る油圧PTOクラッチ構造を提供する。 【解決手段】 駆動軸及び従動軸は、一方が他方に形成された凹部内に突入された状態で軸受部材を介して軸線回り相対回転自在とされる。前記両軸の少なくとも一方には、一端部が油圧源に流体接続され且つ他端部が前記凹部内において開口された第1油路と、一端部が該第1油路に連通され且つ他端部が前記両摩擦板への連通路に開口する第2油路とが設けられる。第2油路の他端部は、ピストンが前記両摩擦板を解除させる解除位置に位置する際には該ピストンによって閉塞される。第1油路には、油圧源から供給される油の前記他端部からの吐出量を制限するオリフィスが設けられている。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
駆動源に作動的に連結されたPTO駆動軸と、該PTO駆動軸と同軸上に配置されたPTO従動軸と、前記PTO駆動軸からPTO従動軸への動力伝達及び動力遮断を選択的に行う油圧クラッチ機構とを備えた油圧PTOクラッチ構造であって、
前記油圧クラッチ機構は、前記PTO駆動軸に相対回転不能に支持された駆動側シリンダと、該駆動側シリンダに相対回転不能且つ軸線方向摺動自在に支持された駆動側摩擦板と、前記PTO従動軸に相対回転不能に支持された従動側シリンダと、前記駆動側摩擦板と対向するように該従動側シリンダに相対回転不能且つ軸線方向摺動自在に支持された従動側摩擦板と、圧油の作用によって前記駆動側摩擦板及び前記従動側摩擦板の係合/解除を切り替えるピストンと、前記ピストンに対して作動油を供給する作動油供給油路と、潤滑油を供給する潤滑油供給油路とを備え、
前記PTO駆動軸及び前記PTO従動軸は、互いの対向端部の一方が他方に形成された凹部内に突入された状態で、該凹部内に配設される軸受部材を介して互いに軸線回り相対回転自在とされており、
前記潤滑油供給油路は、前記PTO駆動軸又は前記PTO従動軸の少なくとも一方に穿孔された第1油路であって、一端部が油圧源に流体接続され且つ他端部が前記凹部内において開口された第1油路と、一端部が該第1油路に連通され且つ他端部が前記両摩擦板への連通路に開口する第2油路とを有し、
前記第2油路の他端部は、前記ピストンが前記両摩擦板を係合させる係合位置に位置する際には該ピストンに設けられた連通孔を介して前記連通路に開口し、且つ、前記ピストンが前記両摩擦板を解除させる解除位置に位置する際には該ピストンによって閉塞されるように構成され、
前記第1油路には、前記油圧源から供給される油の前記他端部からの吐出量を制限するオリフィスが設けられていることを特徴とする油圧PTOクラッチ構造。
IPC (2件):
FI (2件):
F16D25/12 C
, B60K17/28 C
Fターム (17件):
3D043AA05
, 3D043AB11
, 3D043BA06
, 3D043BC03
, 3D043BC05
, 3D043BC16
, 3D043BC18
, 3J057AA04
, 3J057BB04
, 3J057CA06
, 3J057CA13
, 3J057DB02
, 3J057EE05
, 3J057GA01
, 3J057GA50
, 3J057HH05
, 3J057JJ07
引用特許:
出願人引用 (1件)
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作業車の動力取出し装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-341497
出願人:株式会社神崎高級工機製作所
審査官引用 (6件)
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作業車の動力取出し装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-291190
出願人:株式会社神崎高級工機製作所
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油圧クラッチ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-266778
出願人:株式会社神崎高級工機製作所
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フリクションプレート
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-308847
出願人:エヌエスケー・ワーナー株式会社
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特開昭61-266834
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特開昭63-312521
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作業車の動力取出し装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-341497
出願人:株式会社神崎高級工機製作所
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