特許
J-GLOBAL ID：200903045512822877
α-アンモニウムケトン、イミニウムケトンまたはアミジニウムケトンおよびアリールボラートに基づく、光による活性化が可能な窒素含有塩基
発明者：
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出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
津国 肇 (外1名)
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-537248
公開番号（公開出願番号）：特表2001-513765
出願日： 1998年02月14日
公開日（公表日）： 2001年09月04日
要約：
【要約】本発明は、テトラアリール-またはトリアリールアルキルボラート塩を形成している、α-アンモニウムケトン、イミニウムケトンまたはアミジニウムケトンであって、光化学的にアミン、イミンまたはアミジンに転換されうるもの、およびそれらの製造方法に関する。本発明はまた、テトラアリール-またはトリアリールアルキルボラート塩を形成しているこれらα-アンモニウムケトン、イミニウムケトンまたはアミジニウムケトンを含む、塩基重合可能または架橋可能な組成物、光化学的に誘起される塩基触媒反応を実施する方法、および塩基触媒反応のための光開始剤としての、当該化合物の使用に関する。
請求項（抜粋）：
下記式(I):で示される化合物。 式中、 mは、1または2であって、カチオンの正電荷数に相当し; R<SB>1</SB>は、フェニル、ナフチル、フェナントリル、アントラシル、ピレニル、5,6,7,8-テトラヒドロ-2-ナフチル、5,6,7,8-テトラヒドロ-1-ナフチル、チエニル、ベンゾ[b]チエニル、ナフト[2,3-b]チエニル、チアトレニル、ジベンゾフリル、クロメニル、キサンテニル、チオキサンチル、フェノキサチイニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、インドリジニル、イソインドリル、インドリル、インダゾリル、プリニル、キノリジニル、イソキノリル、キノリル、フタラジニル、ナフチリジニル、キノキサリニル、キナゾリニル、シンノリニル、プテリジニル、カルバゾリル、β-カルボリニル、フェナントリジニル、アクリジニル、ペリミジニル、フェナントロリニル、フェナジニル、イソチアゾリル、フェノチアジニル、イソキサゾリル、フラザニル、テルフェニル、スチルベニル、フルオレニルまたはフェノキサジニルであって、これらの基は、非置換であるか、またはC<SB>1</SB>〜C<SB>18</SB>アルキル、C<SB>3</SB>〜C<SB>18</SB>アルケニル、C<SB>3</SB>〜C<SB>18</SB>アルキニル、C<SB>1</SB>〜C<SB>18</SB><SB></SB>ハロアルキル、NO<SB>2</SB>、NR<SB>6</SB>R<SB>7</SB>、N<SB>3</SB>、OH、CN、OR<SB>8</SB>、SR<SB>8</SB>、C(O)R<SB>9</SB>、C(O)OR<SB>10</SB>もしくはハロゲンによりモノまたはポリ置換されているか、あるいは、R<SB>1</SB>は、化学式(A)または(B):の基であり; 式中、 R<SB>2</SB>、R<SB>3</SB>およびR<SB>4</SB>は、それぞれ互いに独立に、水素、C<SB>1</SB>〜C<SB>18</SB>アルキル、C<SB>3</SB>〜C<SB>18</SB>アルケニル、C<SB>3</SB>〜C<SB>18</SB>アルキニルもしくはフェニルであり;またはR<SB>2</SB><SB></SB>とR<SB>3</SB>および/もしくはR<SB>4</SB>とR<SB>3</SB>が、互いに独立にC<SB>2</SB>〜C<SB>12</SB>アルキレン架橋を形成しているか;あるいはR<SB>2</SB>、R<SB>3</SB>、R<SB>4</SB>が、結合している窒素原子とともに、P<SB>1</SB><SB></SB>、P<SB>2</SB>、P<t/4>型のホスファゼン塩基を、または、構造式(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)もしくは(g):の基を形成しており; 式中、 kおよびlは、それぞれ互いに独立に、2〜12の数であり; R<SB>5</SB>、R<SB>6</SB>、R<SB>7</SB>、R<SB>8</SB>、R<SB>9</SB>およびR<SB>10</SB>は、水素またはC<SB>1</SB>〜C<SB>18</SB>アルキルであり;あるいは R<SB>5</SB>およびR<SB>1</SB>は、結合している炭素原子とともに、ベンゾシクロペンタノン基を形成しており; R<SB>11</SB>は、C<SB>1</SB>〜C<SB>18</SB>アルキル、C<SB>2</SB>〜C<SB>18</SB>アルケニル、C<SB>2</SB>〜C<SB>18</SB>アルキニル、C<SB>1</SB>〜C<SB>18</SB>ハロアルキル、NO<SB>2</SB>、NR<SB>6</SB>R<SB>7</SB>、OH、CN、OR<SB>8</SB>、SR<SB>8</SB>、C(O)R<SB>9</SB>、C(O)OR<SB>10</SB>またはハロゲンであり;そして nは、0または1、2または3であり; R<SB>12</SB>、R<SB>13</SB>およびR<SB>14</SB>は、フェニルまたは他の芳香族炭化水素であって、これらの基は、非置換であるか、またはC<SB>1</SB>〜C<SB>18</SB>アルキル、C<SB>3</SB>〜C<SB>18</SB>アルケニル、C<SB>3</SB>〜C<SB>18</SB>アルキニル、C<SB>1</SB>〜C<SB>18</SB>ハロアルキル、NO<SB>2</SB>、OH、CN、OR<SB>8</SB>、SR<SB>8</SB>、C(O)R<SB>9</SB>、C(O)OR<SB>10</SB>もしくはハロゲンによりモノまたはポリ置換されており; R<SB>15</SB>は、C<SB>1</SB>〜C<SB>18</SB>アルキル、フェニルまたは他の芳香族炭化水素であって、該フェニル基または芳香族炭化水素基は、非置換であるか、またはC<SB>1</SB>〜C<SB>18</SB>アルキル、C<SB>3</SB>〜C<SB>18</SB>アルケニル、C<SB>3</SB>〜C<SB>18</SB>アルキニル、C<SB>1</SB>〜C<SB>18</SB>ハロアルキル、NO<SB>2</SB>、OH、CN、OR<SB>8</SB>、SR<SB>8</SB>、C(O)R<SB>9</SB>、C(O)OR<SB>10</SB>もしくはハロゲンによってモノまたはポリ置換されており、あるいは R<SB>15</SB>は、式:に示す基であり;そして 式中、 Xは、C<SB>1</SB>〜C<SB>20</SB>アルキレン、-O-、-S-もしくはNR<SB>8</SB>によって中断されているC<SB>2</SB>〜C<SB>20</SB>アルキレンであるか、またはXは式:に示すものであって、 R<SB>12</SB>、R<SB>13</SB>、R<SB>14</SB>およびR<SB>15</SB>が同時にフェニルである場合には、(a)R<SB>2</SB>、R<SB>3</SB>およびR<SB>4</SB>が同時にはメチルでないこと;および(b)R<SB>2</SB>、R<SB>3</SB>およびR<SB>4</SB>はともに式:に示す基でないこと;の条件に合致する化合物。
IPC (7件)：
C07F 5/02
, C07C221/00
, C07C225/16
, C08F 2/48
, C08F 4/52
, C09D 7/12
, C09D201/00
C07F 5/02 A
, C07C221/00
, C07C225/16
, C08F 2/48
, C08F 4/52
, C09D 7/12 Z
, C09D201/00
