特許
J-GLOBAL ID:200903045515996639

可変動弁機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-010594
公開番号(公開出願番号):特開平11-210420
出願日: 1998年01月22日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 カム位相可変装置におけるエンジン停止中のカム位相ずれを防止してエンジン始動時の失火発生を防止するロック機構をスプリングを用いずに構成して、装置の小型軽量化、回転慣性の低減、圧油供給経路の簡易化および組立性向上を図る。【解決手段】 ベーン(44)がハウジング(30)内で最遅角位置まで回転したとき遅角側油室からの圧油が油通路(44d)を介してロックピン(70)の基端部に作用してロックピンがロック穴(22b)に嵌入する。進角側油室から圧油が油通路(44c)を介してロックピン先端部に作用すると、ロックピンがロック穴から離脱してロックが解除される。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸から回転力が伝達される回転伝達部材と一体回転可能な収容部材と、上記収容部材内に配されて上記収容部材との間に遅角側油室及び進角側油室を画成するベーン部を有し、上記内燃機関の吸気弁または排気弁の一方を開閉するカム部が形成されたカムシャフトと一体回転可能でかつ上記収容部材に対して相対回転可能なベーン部材と、上記遅角側油室または上記進角側油室に油圧を供給して上記ベーン部材を上記回転伝達部材に対して遅角側または進角側へ相対回転させる油圧供給手段と、上記遅角側油室への圧油供給により上記ベーン部材が所定遅角位置まで相対回転したとき上記ベーン部材または上記収容部材に形成した孔に配された可動体を上記収容部材または上記ベーン部材に形成したロック穴に嵌入させ、上記進角側油室への油圧供給により上記可動体を上記ロック穴から離脱させるロック機構とを備えることを特徴とする可変動弁機構。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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