特許
J-GLOBAL ID:200903045529399110

情報処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 薄田 利幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-007388
公開番号(公開出願番号):特開平8-194615
出願日: 1995年01月20日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】プロセッサにより参照されるデータの先読み回路の機能を向上する。【構成】プリフェッチユニット105は、先読みすべき一群のデータの読み出し要求を発行する回路とともに、この読み出し要求により読み出された一群のデータを保持するレジスタを内蔵し、キャッシュリクエストユニット101の制御の下で、キャッシュメモリ1001もしくはメモリ1からそれらの一群のデータを読み出すようになっている。複数群のデータを先読み可能である。プロセッサ2が指定した場合には、プリフェッチすべきデータが属するブロックをキャッシュメモリ1001に読み出すことを要求する。プリフェッチ済みのデータが後にプロセッサにより書き換えられたときに、そのデータを無効にする回路も有する。インデクス付きベクトルのような複雑な構造のベクトルの要素の読み出しも行ない得る。プロセッサ2内で発生した割り込みにも対処し得る。
請求項(抜粋):
(a)プログラムとデータを保持する記憶装置と、(b)該プログラムに含まれた複数の命令を実行する処理装置と、(c)該記憶装置内の複数のブロックを保持するキャッシュメモリと、(d)該キャッシュメモリへのアクセスを制御するキャッシュ制御回路と、(e)該プログラムが指定する一群のデータをそのプログラムが使用する前に、その一群のデータを該記憶装置から先読みするプリフェッチ回路とを有し、該プリフェッチ回路は、(e1)順序付けられた一群の記憶領域と、(e2)該処理装置が発行したデータ先読み要求に応答し、その要求が指定する一群のデータの読み出しを要求する一群の先読みデータ読み出し要求を該キャッシュ制御回路に対し順次発行し、該一群の先読みデータ読み出し要求に対する応答として該一群のデータが後に供給されたときに、該供給された一群のデータを該一群の記憶領域に、所定の記憶領域の順番に従って順次書き込む先読みデータ要求回路と、(e3)該処理装置から発行されたデータ読み出し要求に応答し、そのデータ読み出し要求が指定するデータが該一群の記憶領域に保持されているか否かを検出し、該指定されたデータが該一群の記憶領域に保持されている場合、該保持されたデータを該処理装置に転送する先読みデータ供給回路とを有し、該キャッシュ制御回路は、(d1)該先読みデータ要求回路が発行した各先読みデータ読み出し要求に応答し、その要求が指定するデータが該キャッシュメモリに保持されている場合、そのデータを該プリフェッチ回路に転送する先読みデータ転送回路と、(d2)該一群の先読みデータ読み出し要求のいずれかが指定するデータが該キャッシュメモリに保持されていない場合、少なくともそのデータの読み出しを該記憶装置に要求する先読みデータ要求回路とを有する情報処理装置。
IPC (4件):
G06F 9/38 310 ,  G06F 12/02 560 ,  G06F 12/08 ,  G06F 17/16
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 演算処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-206917   出願人:富士通株式会社
  • 特開平4-344935
  • 特開昭59-218691

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