特許
J-GLOBAL ID:200903045609020112

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-354645
公開番号(公開出願番号):特開平7-197891
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 旋回スクロールと固定スクロールに、各ラップ部が熱膨張することにより、摩擦やカジリが生じるのを防止する。【構成】 旋回スクロール21のラップ部24を外周側フラット部25、内周側フラット部26および傾斜部27から構成する。圧縮運転開始初期には、外周側フラット部25の外周側フラット面25Aが相手方歯底との間に微小なスラスト方向ギャップを介して、最外周側の圧縮室に空気を確実に封じ込めることができる。そして、圧縮機が暖機されたときには、吸込口から吸込まれた空気が発生する圧縮熱により、ラップ部24の傾斜部27は外周側から内周側に亘って漸次大きく熱膨張し、傾斜部27および内周側フラット部26は固定スクロールの歯底とのスラスト方向ギャップが大きく減少し、傾斜部27が固定スクロールとの間で形成する各圧縮室に空気を確実に封じ込めることができるようになる。
請求項(抜粋):
鏡板に渦巻き状のラップ部が立設された固定スクロールと、該固定スクロールに対向して旋回可能に設けられ、前記固定スクロールのラップ部との間に複数の圧縮室を形成する渦巻き状のラップ部が立設された旋回スクロールとを備えたスクロール式流体機械において、前記旋回スクロールまたは固定スクロールのうち少なくとも一方のラップ部は、相手方歯底との間のスラスト方向ギャップが複数段階で変化するように形成したことを特徴とするスクロール式流体機械。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • スクロール式流体機械
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-298150   出願人:トキコ株式会社
  • 特開昭58-133491

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