特許
J-GLOBAL ID:200903045630136597

複素ウェーブレット変換を用いた音源分離方法、および音源分離システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-059516
公開番号(公開出願番号):特開2007-240605
出願日: 2006年03月06日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
【課題】複数の音が発生している環境下で、音源の方向を推定し特定の音を抽出する方法、およびシステムを提供する。【解決手段】複数音源から発生される音響信号を異なる2点間(2ch間)の左右両受信部で収録する受信部101と、受信部101からの2ch間信号を入力として該信号をオクターブ構造の対数周波数帯域ごとに分割(2ch間信号をそれぞれ複素ウェーブレット変換することにより複素ウェーブレットスケール毎に分割)する変換部102と、それぞれの対数周波数帯域ごとに2ch間の差分データ(複素ウェーブレット係数の偏角差およびレベル差)を算出して、該差分データを基にDOA推定を用いて音源の方向を推定する推定部103と、DOA推定により得られた特定音源方向の音を強調する分離部104と、DOA推定のために必要な測定データが予め記録されたデータベース105とを有することを特徴とし、音源方向を推定する精度を向上させるとともに目的とする音源を抽出することが可能となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数音源から発生される音響信号を異なる2点間(2ch間)の左右両受信部で収録する受信プロセスと、前記2ch間信号をオクターブ構造の対数周波数帯域ごとに分割する変換プロセスと、前記分割されたデータから2ch間の差分データを算出するとともに、前記差分データを基にDOA(Direction of Arrival)推定を用いて音源の方向を推定する推定プロセスと、前記推定により得られた特定音源方向の音を強調する分離プロセスと、を有することを特徴とする音源分離方法。
IPC (2件):
G10L 21/02 ,  G01S 3/808
FI (3件):
G10L21/02 201C ,  G01S3/808 ,  G10L21/02 203Z
Fターム (6件):
5J083AA05 ,  5J083AC28 ,  5J083AD18 ,  5J083AE08 ,  5J083BE41 ,  5J083BE60
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
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