特許
J-GLOBAL ID:200903045660006620

制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-075295
公開番号(公開出願番号):特開平10-264790
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 本発明は車両において緊急ブレーキ操作が実行された際に通常時に比して大きな制動力を発生させるBA制御を実行する制動力制御装置に関し、制動力制御装置に異常が発生している場合はBA制御の実行を禁止することを目的とする。【解決手段】 運転者によって緊急ブレーキ操作が行われた際に通常時に比して大きな制動液圧を発生させるBA制御を実行する。BA制御の実行中に推定減速度Gを演算する(ステップ600,602)。最低車輪速VwMIN が所定値β以上であり、ABS制御が非実行中であり、かつ、推定減速度Gが所定値αに満たない状態が所定時間TFAIL継続した場合は、制動力制御装置に、BA機能の実現を妨げる何らかの異常が発生したと判断して、速やかにBA制御を終了させる(ステップ604,606,610)。
請求項(抜粋):
運転者によって緊急ブレーキ操作が行われた際に、通常時に比して大きな制動液圧を発生させるブレーキアシスト制御を実行する制動力制御装置において、通常のブレーキ操作が実行された際にホイルシリンダに対してブレーキ操作量に応じた制動液圧を供給する操作液圧発生手段と、緊急ブレーキ操作が実行された際にホイルシリンダに対して通常時に比して高圧な制動液圧を供給する高圧源と、車両に発生する減速度を検出する減速度検出手段と、前記高圧源からホイルシリンダに供給される制動液圧と前記減速度との関係が所定の関係を満たさない場合にブレーキアシスト制御を終了させるBA制御終了手段と、を備えることを特徴とする制動力制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-121260
  • 車両の制動能力判定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-008921   出願人:トヨタ自動車株式会社

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