特許
J-GLOBAL ID:200903045668965252

非接触形結合回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051205
公開番号(公開出願番号):特開平9-246845
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 接触不良による雑音発生や相互変調が少く連続的に位相を変えることができる移相器として使用することができ、かつ作業性が良く、低コストに実現できる非接触形結合回路を提案する。【解決手段】 誘電体基板上面に入力側ストリップ線路3と円弧状の出力側ストリップ線路4を形成し、絶縁体5を介して線路3,4と結合する回転可能な回転結合導体6で両ストリップ線路3,4を結合する。このとき、回転結合導体6の出力側端部のλg/4の区間に4分のλ変成器としての負荷インピーダンス回路6dを形成する。
請求項(抜粋):
誘電体基板と、上記誘電体基板の下面を被覆する導体膜と、上記誘電体基板の上面に設けられ一端に入力端子を有する入力側ストリップ線路と、上記入力側ストリップ線路上の他端を中心として回転可能な導体であって絶縁体を介して一端が上記入力側ストリップ線路と結合されている回転結合導体と、上記入力側ストリップ線路の上記他端を中心とする円弧状に形成され両端に出力端子を有しかつ絶縁体を介して上記回転結合導体の他端と結合されている出力側ストリップ線路とから成る非接触形結合回路において、使用周波数に対応する回転結合導体における波長をλg とするとき、上記回転結合導体の上記出力側ストリップ線路と結合している他端からλg/4の点からその他端までの区間に負荷インピーダンス回路が設けられ、上記回転結合導体の上記一端から上記負荷インピーダンス回路までの特性インピーダンスをZIN、上記負荷インピーダンス回路の等価特性インピーダンスをZO 、上記負荷インピーダンスから上記出力側ストリップ線路を見たインピーダンスをZL とするとき、ZO がほぼZINZL =ZO2 の関係を満たすことを特徴とする非接触形結合回路。
IPC (2件):
H01Q 3/30 ,  H03H 7/18
FI (2件):
H01Q 3/30 ,  H03H 7/18 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 分配可変移相器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-110283   出願人:住友電気工業株式会社

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