特許

J-GLOBAL ID：200903045730251075

大塑性ひずみ付与装置

発明者： 山下 実 ,  後藤 學
出願人/特許権者： 独立行政法人科学技術振興機構
代理人 (1件)： 入交 孝雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-060010
公開番号（公開出願番号）：特開2005-246426
出願日： 2004年03月04日
公開日（公表日）： 2005年09月15日
要約：

【課題】 金属組織を微細結晶粒として機械的性質を向上し、超塑性を付与するためのせん断塑性変形を行う装置の生産性向上、及び対象とする被加工材料の材質、形状寸法の選択範囲を拡大する。【解決手段】 直方体被加工材料7の3対6面に接触支持する3対の工具加工面において、その一対(紙面に垂直方向)の加工面間に他の2対の工具1、2、3、4を配置し、さらにその工具面間に静水圧Pを付与する機構5を設けた一対の工具3、4を他の一対の工具面1、2間に配置すると共に、該他の一対の工具を矢印のように往復揺動運動可能とすることにより、図(B)に示すように該直方体形状の被加工材に静水圧を負荷した状態で該一対の工具の往復運動により繰り返しせん断塑性変形を付与する。せん断塑性変形を繰り返すことにより、総歪み量を所望する程度に大きくして結晶粒の微細化を可能とする材料を製作する。【選択図】 図2

請求項（抜粋）：

板形状を含む直方体形状の被加工材料の各面をそれぞれ面接触して支持する工具において、 相対する2対の工具面に囲まれた加工空間に対して往復動作する1対の相対する工具により、該直方体形状の被加工材に繰り返しせん断塑性変形を付与するようにしてなること、を特徴とする大塑性歪み付与装置。

IPC (3件)：

B21J9/02 ,  B21J1/04 ,  B21J9/12

FI (3件)：

B21J9/02 A ,  B21J1/04 ,  B21J9/12

Fターム (5件)：

4E087AA01 ,  4E087CA12 ,  4E087EA12 ,  4E087EA43 ,  4E087EB03

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 押出加工用金型、微細組織金属材料の製造装置、及び微細組織金属材料の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-050364   出願人：三菱重工業株式会社
• 粉末固化材の製造方法及び装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-110931   出願人：ワイケイケイ株式会社