特許
J-GLOBAL ID:200903045765473690

新規高性能クッション構造体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-137543
公開番号(公開出願番号):特開平5-311559
出願日: 1992年05月01日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 クッション性、耐久性、安定性、通気性が高く、ムレと、加工ムラが少く、加工の多様化がはかりやすく、短い工程で製造しやすいクッション材の提供。【構成】 短繊維集合体中には、短繊維を構成するポリエステルポリマーの融点より40°C以上低い融点を有する繊維表面に露出した弾性複合繊維が分散・混入された熱可塑性エラストマーと、非弾性ポリエステルとからなり、(A)該弾性複合繊維同士が交叉した状態で互いに熱融着により形成されたアメーバー状全方位的可撓性熱固着点、および(B)該弾性複合繊維と該非弾性ポリエステル系短繊維とが交叉した状態で熱融着により形成された準全方位的可撓性熱固着点とが散在し、かつ複合繊維群にあって、その長手方向に沿って紡錘状の節部をクッション構造体1g当り2×104 個以上存在させる。
請求項(抜粋):
非弾性ポリエステル系捲縮短繊維集合体をマトリックスとし、密度が0.005〜0.10g/cm3 、厚さが5mm以上であるクッション構造体において、該短繊維集合体中には、短繊維を構成するポリエステルポリマーの融点より40°C以上低い融点を有する熱可塑性エラストマーと、非弾性ポリエステルとからなり、前者が少なくとも繊維表面に露出した弾性複合繊維が分散・混入され、その際、該クッション構造体中には、(A)該弾性複合繊維同士が交叉した状態で互いに熱融着により形成されたアメーバー状全方位的可撓性熱固着点、および(B)該弾性複合繊維と該非弾性ポリエステル系短繊維とが交叉した状態で熱融着により形成された準全方位的可撓性熱固着点とが散在し、かつ隣り合う可撓性熱固着点の間((A)-(A)間、(A)-(B)間および(B)-(B)間)に存在する複合繊維群にあって、複合繊維にはその長手方向に沿って紡錘状の節部が、クッション構造体1g当り2×104 個以上存在することを特徴とするクッション構造体。
IPC (10件):
D04H 1/54 ,  A47C 27/12 ,  B29C 67/14 ,  B68G 1/00 ,  B68G 5/00 ,  D01G 25/00 ,  D04H 1/42 ,  D04H 1/50 ,  D05B 13/02 ,  B29L 31:44
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • クッション材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-076218   出願人:東洋紡績株式会社
  • 特許第2713667号

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