特許
J-GLOBAL ID:200903045786210100

蛍光体層の形成材料及び蛍光体層の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 教光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-361417
公開番号(公開出願番号):特開2002-161272
出願日: 2000年11月28日
公開日(公表日): 2002年06月04日
要約:
【要約】【目的】硫化物蛍光体を高温で焼成した場合にも輝度の低下を生じないようにする。【構成】ZnCdS:AgCl蛍光体の粉末に導電材粉末を混合し、B203を含有したガラスの粉末を0.3 %添加し、ビークルを加えて蛍光体ペーストし、これで蛍光表示管の蛍光体層を製作する。ガラスのガラス転移温度は450 〜550 °C、粉末の粒径は1μm以下である。複数の試料につき450 °C〜570 °Cの範囲内の複数の温度で焼成し、各々蛍光表示管の蛍光体層として発光させた時の輝度を測定した。焼成温度が高くなると、B203未添加の比較例は輝度が低下する。本例のB203ガラス粉末含有の試料はほとんど輝度が低下しない。450 °Cまではガラス中のB203は溶融せず、蛍光体が酸化分解される450 °Cから550 °Cの温度範囲ではガラスが溶融して成分のB203が蛍光体に保護被膜を作るので、蛍光体は酸化分解することがなく輝度の低下が防止される。
請求項(抜粋):
B2 O3 を含むガラスからなるガラス粉末を硫化物系の蛍光体粒子に対して0.01〜2%の範囲で添加した蛍光体層の形成材料。
IPC (3件):
C09K 11/08 ,  C09K 11/56 CPC ,  H01J 9/227
FI (4件):
C09K 11/08 D ,  C09K 11/08 G ,  C09K 11/56 CPC ,  H01J 9/227 F
Fターム (11件):
4H001CA01 ,  4H001CC03 ,  4H001CC04 ,  4H001XA16 ,  4H001XA30 ,  4H001XA48 ,  4H001YA17 ,  4H001YA47 ,  5C028FF06 ,  5C028FF11 ,  5C028FF12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 蛍光表示管
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-227736   出願人:伊勢電子工業株式会社
  • 特開昭62-100579

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