特許
J-GLOBAL ID:200903045855046384

自動列車制御装置の車上装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-063037
公開番号(公開出願番号):特開平8-265920
出願日: 1995年03月22日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】き電区分切替セクション通過時のATC車上装置の信号現示出力安定化を図る。【構成】パイロット周波数の変化率を演算し(S11)、演算した変化率が所定の範囲内(X<変化率<Y)か否かを判定し(S12)。n回連続して所定範囲内であった時は、き電区分切替セクションの通過時と判断して搬送波の発生を停止させる(S13,14)。これにより、き電区分切替セクション通過時にパイロット周波数のずれによるATC信号の読み違いを未然に防止できる。
請求項(抜粋):
電源からの信号をパイロット信号として当該パイロット信号の周波数を逓倍した搬送波周波数をATC信号波周波数で変調してその側帯波の1つを地上装置側から送信される送信信号として軌道を介して受信し、この受信した前記送信信号を、地上装置側と同一電源から得たパイロット信号周波数を逓倍した復調用搬送波周波数で復調して前記ATC信号波周波数を抽出し、抽出したATC信号波周波数に対応する信号現示出力を発生する構成の自動列車制御装置の車上装置であって、入力するパイロット信号の周波数の移動平均値を算出する移動平均処理手段と、該移動平均処理手段で算出されたパイロット周波数が所定範囲内か否かを判定するパイロット周波数判定手段と、前記パイロット信号のレベルが所定レベルより高いか否かを判定するパイロットレベル判定手段と、パイロット信号の周波数とレベルが所定範囲内且つ所定レベルより高い時に入力したパイロット信号周波数に基づいて前記復調用搬送波を発生する復調用搬送波発生手段と、該復調用搬送波発生手段からの復調用搬送波で地上装置側からの送信信号を復調してATC信号波を抽出する復調手段と、該復調手段で抽出されたATC信号波の周波数に応じてそれぞれの信号現示出力を発生する信号現示発生手段と、を備えたものにおいて、入力するパロット信号の変化率を演算する変化率演算手段と、演算されたパイロット信号の変化率が予め設定した範囲内か否かを判定する変化率判定手段と、演算した変化率が設定範囲内の時に、き電区分切替セクション通過時と判断して前記パイロット周波数判定手段及びパイロットレベル判定手段の判定結果に関係なく復調用搬送波の発生を停止する搬送波停止手段と、を備えたことを特徴とする自動列車制御装置の車上装置。
IPC (2件):
B60L 15/40 ,  B61L 23/16
FI (2件):
B60L 15/40 A ,  B61L 23/16 C
引用特許:
出願人引用 (2件)

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