特許
J-GLOBAL ID:200903045869564779

管路の補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河▲崎▼ 眞樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-268038
公開番号(公開出願番号):特開2001-090173
出願日: 1999年09月22日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 裏込め材注入時に支保を組んだり水圧をかける等の耐圧対策が不要で、比較的強度の低い安価な裏込め材を用いても、腐食等による痛みの激しい既設管に適用して高い強度を与えることのできる管路の補修方法を提供する。【解決手段】 既設管の内周面に沿って配置される補修材として、短冊状の各長辺に片面側に突出する突出部11aが形成された複数の表面材11と、補修すべき管路の断面形状に略相似する環状体を周方向に複数に分割した形状で、かつ、その内周側に複数の切欠き部121aが形成された高剛性材料からなる補強部材121を主体として構成し、各切欠き部121aに突出部11aを嵌め込むことで、マンホールまたは既設管内で複数の表面材11からなる円筒体の周囲に環状の補強材が一体化されてなる補修材1を組み立てつつ、軸方向に接合することで、補修材1自体の強度を従来に比して飛躍的に向上させ、それ自体で裏込め材の注入圧に耐え、かつ、補修後の管路の強度を分担させる。
請求項(抜粋):
マンホールからの搬入が可能な補修部材を、マンホールまたは既設管内で当該既設管の内周面に沿った筒状の補修材に組み立てて既設管内に挿入し、その補修材と既設管との間隙に裏込め材を注入する管路の補修方法であって、上記補修部材が、既設管の断面形状と略相似形の環状体を周方向に複数に分割した形状で、かつ、その内周側に所定の間隔で切欠き部が形成された高剛性材料からなる補強部材の切欠き部に対して、短冊状の各長辺部分に沿ってそれぞれ片面側に突出する突出部が形成されてなる断面略コ字形の樹脂製の複数の表面材を、互いに隣接するように表面材の突出部をそれぞれ挿入して当該各表面材と補強材とを相互に一体化してなり、上記マンホールまたは既設管内で、上記補強部材の複数個を周方向に接合一体化することにより、複数の短冊状の表面材により形成された所定長さの筒状体の周囲に複数の環状の補強材が一体化されてなる筒状の補修材を組み立て、その補修材の複数を互いに軸方向に接合して補修対象管路長とした後、接合後の補修材と既設管との間に裏込め材を注入することを特徴とする管路の補修方法。
IPC (3件):
E03F 7/00 ,  E03F 3/04 ,  F16L 55/16
FI (3件):
E03F 7/00 ,  E03F 3/04 Z ,  F16L 55/16
Fターム (6件):
2D063BA19 ,  2D063EA06 ,  3H025EA01 ,  3H025EB13 ,  3H025ED02 ,  3H025EE05
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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