特許
J-GLOBAL ID:200903046000948964

車両用視線方向計測装置およびこれに用いる画像入力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-227351
公開番号(公開出願番号):特開平8-068630
出願日: 1994年08月29日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で運転者の頭部移動に追従し効率良く視線方向を得る。【構成】 画像入力部50は、照明1、2と、運転者Dの顔面画像を広く捉らえる広角光学系と眼球部を拡大して捉らえる狭角光学系を備える。両光学系は照明1と共軸で、入射した光を光路分岐部52により各撮像素子51A、51Bへ分割する。広角光学系の撮像素子51Aの出力から瞳孔抽出部5Aで網膜反射像が抽出され、この抽出結果から観測視野の中央に眼球を位置させるように画像入力部回転量算出部6で画像入力部の回転方向と回転量を算出する。これに基づき画像入力部駆動用アクチュエータ7V、7Hが画像入力部の撮像方向を変える。このあと狭角光学系の撮像素子51Bの出力を用いて、瞳孔抽出部5B、角膜反射像抽出部8を経て視線方向算出のための各反射像位置を求める。狭角光学系で捉えた画像には必ず運転者の瞳孔が写っており、抽出が簡単にできる。
請求項(抜粋):
車両運転者の顔面を空間的に互いに異なる位置に配置された複数の光源で照明し、運転者の眼球部における反射像を撮像して画像データを得る画像入力部と、画像データより網膜反射像と角膜反射像を抽出する反射像抽出手段を備え、網膜反射像と角膜反射像の各位置から運転者の視線方向を算出する車両用視線方向計測装置において、前記画像入力部は、互いに共軸系に配置された、運転者の顔面画像を広く捉らえる広角光学系と、運転者の眼球部を拡大して捉らえる狭角光学系を備えるとともに、その撮像方向を変更可能の方向可変手段を備え、前記広角光学系で得た画像データによる眼球部が画像視野の中央に位置するように画像入力部の前記方向可変手段を制御する制御手段を有し、前記反射像抽出手段は、眼球部が前記画像視野の中央に位置されたあと、前記狭角光学系で得た画像データに基づいて前記網膜反射像と角膜反射像を抽出するものであることを特徴とする車両用視線方向計測装置。
IPC (4件):
G01C 15/00 ,  G01N 21/84 ,  G02B 27/00 ,  G06T 1/00
FI (2件):
G02B 27/00 ,  G06F 15/64 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特表平6-507470
  • 撮像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-329464   出願人:キヤノン株式会社
  • 座標入力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-340096   出願人:国際電気株式会社, 国井洋臣
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