特許
J-GLOBAL ID:200903046059942382

疲労亀裂進展抑制特性に優れた厚鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-221163
公開番号(公開出願番号):特開平10-060575
出願日: 1996年08月22日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】疲労亀裂進展抑制特性に優れた厚鋼板及びその製造方法の提供。【解決手段】(1)重量%にて、C:0.04〜0.25%Si:0.1〜0.5%Mn:0.4〜2%sol.Al:0.005〜0.1%N:0.001〜0.005%Ti:0〜0.03%B:0〜0.0025%Cu:0〜1%Ni:0〜0.5%Cr:0〜1%Mo:0〜0.6%Nb:0〜0.06%V:0〜0.1%を含み実質Feからなり、フェライトと1種以上の硬質相からなり、フェライト と各硬質相との硬度差がヒ ゙ッカース硬さ150以上、硬質相集合体が塊状で、平均径6〜50μmである疲労亀裂進展抑制特性に優れた厚鋼板。(2)硬質相中で、フェライト粒集合体が塊状で、平均径50μm以下であり、両者の硬度差がヒ ゙ッカース硬さで150以上ある(1)と同組成の厚鋼板。(3)上記(1)に記載する化学組成を有する鋼をオーステナイト相とフェライト相の混合状態から焼入れる処理を含む上記(1)又は(2)記載の厚鋼板の製造方法。
請求項(抜粋):
重量%にて、C:0.04〜0.25%、Si:0.1〜0.5%、Mn:0.4〜2%、sol.Al:0.005〜0.1%、N:0.001〜0.005%、Ti:0〜0.03%、B:0〜0.0025%、Cu:0〜1%、Ni:0〜0.5%、Cr:0〜1%、Mo:0〜0.6%、Nb:0〜0.06%及びV:0〜0.1%を含み、残部はFeと不可避不純物からなる化学組成を有し、その組織はフェライト相及び1種以上の硬質相からなる混合組織の鋼であって、フェライト相と各々の硬質相との硬度差がビッカース硬さで150以上であり、1種以上の硬質相からなる硬質相の集合体はフェライト相のなかで塊状であり、その平均径が6〜50μmであることを特徴とする疲労亀裂進展抑制特性に優れた厚鋼板。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 9/00 ,  C22C 38/58
FI (3件):
C22C 38/00 301 A ,  C21D 9/00 Z ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (4件)
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