特許
J-GLOBAL ID:200903046159836512

配管用継手装置のリテーナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-146174
公開番号(公開出願番号):特開平9-329284
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 配管用継手装置において、それを構成するパイプとコネクタハウジングの切り離し時に、従来のように特殊な治具を用いる必要がなく、切り離し後にはパイプとコネクタハウジングの間にあるリテ-ナがパイプ上に残ることなくコネクタハウジングに保持される。【解決手段】 パイプ14とコネクタハウジング15の間に公知のように弾性材のリテ-ナ17が介装される。継手装置の結合状態では、リテ-ナ17の途中部分にある1対の対向する撓み係合部26の第1係合縁26aがパイプ14側の係合突起18に係合し、第2係合縁26bがコネクタハウジング15の係合開口20内に嵌まり、係合端縁19に係合する。1対の第2係合縁26bの近傍部分は距離固定手段としての固定壁28を介して一体的に連結される。
請求項(抜粋):
接続端部寄り外周に係合突起を有するパイプと、このパイプに接続されるチューブが一端部にはめられ、他端部で前記パイプの接続端部外周にシール状にはめられたコネクタハウジングを備える配管用継手装置に用いられて、前記パイプとコネクタハウジングの間に介在する弾性材のリテーナであって、コネクタハウジング寄りの第1係合縁でパイプの前記係合突起に係合し、かつ反コネクタハウジング寄りの第2係合縁でコネクタハウジングに係合して、パイプとコネクタハウジングが離脱するのを防ぐ撓み係合部を備え、撓み係合部は前記パイプの直径方向に対向する位置に設けられ、前記第2係合縁には、コネクタハウジングの前記他端部外に露出する押圧操作部がパイプ外側でその直径方向に対向するように一体的に突設され、前記第2係合縁の近傍には、直径方向に対向する1対の第2係合縁間の距離の変化を阻止する距離固定手段が設けられ、これによって前記押圧操作部をパイプに近づくように押圧した時に、前記撓み係合部が、その第1係合縁がパイプの係合突起との係合から半径方向外方へ離脱する方向へ各第2係合縁の近傍を支点として回動するように構成されていることを特徴とする配管用継手装置のリテーナ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • クイックコネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-221146   出願人:東海ゴム工業株式会社

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