特許
J-GLOBAL ID:200903046164844230

作業用車両の安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-269320
公開番号(公開出願番号):特開2002-079925
出願日: 2000年09月05日
公開日(公表日): 2002年03月19日
要約:
【要約】【課題】 車両を走行させない状態でステアリング操作のみが成されたときに、傾斜地及び平坦路ともに安全で操作性の良好な作業用車両を得る。【解決手段】 走行操作を行う走行レバー23、ステアリング操作を行う操舵レバー24から走行信号及び操舵信号がコントロールユニット30に入力される。ユニット30は走行信号が入力されると非操舵輪及び非操舵輪のブレーキ53,54を解除させ走行モータ51,52に油圧を供給させて車両を走行させる。ユニット内のステアリング規制回路32は走行信号が入力されずに操舵信号のみが入力されると、傾斜角度検出器70で検出される車体傾斜角が所定傾斜角以上のときには全ブレーキをブレーキ作動させた状態で操舵シリンダの作動57を規制し、所定傾斜角未満のときには非操舵輪のブレーキ54を解除させた上で操舵シリンダの作動を許容する。
請求項(抜粋):
車体に回転動自在に取り付けられた操舵輪及び非操舵輪と、前記操舵輪を転舵作動させて車両の進行方向を変化させるステアリング作動手段と、前記操舵輪及び前記非操舵輪の少なくともいずれか一方を回転駆動して車両を走行させる駆動手段と、前記操舵輪及び前記非操舵輪に配設されて前記操舵輪及び前記非操舵輪の回転を制動させる操舵輪ブレーキ手段及び非操舵輪ブレーキ手段と、前記操舵輪の舵取り操作を行うステアリング操作手段と、前記駆動手段による走行操作を行う走行操作手段と、前記ステアリング操作手段及び前記走行操作手段の作動操作に基づいて前記ステアリング作動手段、前記駆動手段、前記操舵輪ブレーキ手段、並びに前記非操舵輪ブレーキ手段の作動を制御する作動制御装置とを有し、前記走行操作手段において走行操作が成されたときに、前記作動制御装置が前記操舵輪ブレーキ手段及び前記非操舵輪ブレーキ手段のブレーキ作動を解除させるとともに当該走行操作に基づいて前記駆動手段を作動させて車両を走行させる作業用車両の安全装置であって、前記車体の傾斜角度を検出する傾斜角度検出器と、前記傾斜角度検出器で検出される前記車体の傾斜角度が予め設定された所定傾斜角度以上の車体姿勢において、前記走行操作手段による走行操作が行われていない状態で前記ステアリング操作手段による舵取り操作が成されたときには、前記ステアリング作動手段の作動を規制し、前記傾斜角度検出器で検出される前記車体の傾斜角度が前記所定傾斜角度未満の車体姿勢において、前記走行操作手段による走行操作が行われていない状態で前記ステアリング操作手段による舵取り操作が成されたときには、前記操舵輪ブレーキ手段のブレーキ作動を解除するとともに、前記ステアリング操作手段による舵取り操作に基づいた前記ステアリング作動手段の作動を許容するステアリング規制手段を有することを特徴とする作業用車両の安全装置。
IPC (3件):
B60T 7/12 ,  B66F 9/075 ,  B66F 11/04
FI (3件):
B60T 7/12 A ,  B66F 9/075 Z ,  B66F 11/04
Fターム (14件):
3D046AA06 ,  3D046BB02 ,  3D046BB26 ,  3D046EE02 ,  3D046HH08 ,  3D046HH28 ,  3D046LL23 ,  3F333AA08 ,  3F333AB04 ,  3F333FA09 ,  3F333FA20 ,  3F333FA34 ,  3F333FD07 ,  3F333FE09
引用特許:
審査官引用 (2件)

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