特許
J-GLOBAL ID:200903046182511930

音響信号処理装置、音響信号処理プログラム、音響信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-251172
公開番号(公開出願番号):特開2008-072600
出願日: 2006年09月15日
公開日(公表日): 2008年03月27日
要約:
【課題】ステレオ音響信号におけるステレオの音感や連続性を阻害することなく、各チャンネルの信号にほぼ均等に含まれる特定の音響信号の成分(ボーカル音声の信号成分がその典型例)を限定的に補正することができること。【解決手段】2チャンネルの入力音響信号各々のスペクトルデータを生成し(S3)、そのスペクトルデータにおける、前記特定の音響信号(ボーカル音声の信号)に対応する設定周波数帯域に属する複数の周波数ビン各々のデータが、2チャンネル相互間で所定の近似条件を満たす場合に、その周波数ビンのデータのパワーを縮減補正し(S5)、補正後のスペクトルデータに基づく時間領域の補正後音響信号と、2チャンネル各々における他チャンネルに対する差信号とを合成することによりステレオ音響信号を構成する2チャンネルの出力音響信号を生成する(S8)。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ステレオ音響信号を構成する2チャンネルの入力音響信号各々から両信号に略均等に含まれる特定の音響信号の成分を補正する音響信号処理装置であって、 前記2チャンネルの入力音響信号各々のスペクトルデータを生成するスペクトル生成手段と、 前記スペクトルデータにおける、前記特定の音響信号に対応する所定の周波数帯域に属する複数の周波数ビン各々のデータが、前記2チャンネル相互間で所定の近似条件を満たすか否かを判別する近似判別手段と、 前記2チャンネル各々の前記スペクトルデータにおける、前記近似判別手段により前記近似条件を満たすと判別された周波数ビンのデータのパワーを補正するスペクトル補正手段と、 前記スペクトル補正手段により補正された前記スペクトルデータに基づいて前記2チャンネル各々について時間領域の補正後音響信号を生成する補正後音響信号生成手段と、 前記2チャンネル各々について他方のチャンネルに対する前記入力音響信号の差信号を生成する差信号生成手段と、 前記2チャンネル各々について前記補正後音響信号と前記差信号とを合成することによりステレオ音響信号を構成する2チャンネルの出力音響信号を生成する出力音響信号合成手段と、 を具備してなることを特徴とする音響信号処理装置。
IPC (1件):
H04S 1/00
FI (1件):
H04S1/00 F
Fターム (1件):
5D062AA42
引用特許:
出願人引用 (1件)

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