特許
J-GLOBAL ID:200903046289408393
ポリ(アルキルピリジン-2,5-ジイル)重合体、その製造法及び利用法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-230168
公開番号(公開出願番号):特開平6-073169
出願日: 1992年08月28日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 有機溶媒に可溶で、分子量が充分に高く、優れた耐熱性、高い安定性を有し、化学的・電気化学的還元により明瞭な色の変化を示し、n型導電体となる新規な導電性高分子であるポリ(アルキルピリジン-2,5-ジイル)重合体を提供し、その重合体をエレクトロクロミック素子、フィルム等の成形体、n型導電体デバイス用材料等として利用する。【構成】 炭素数が3以上の長鎖アルキル基を有する、少なくとも50の重合度を有するポリ(アルキルピリジン-2,5-ジイル) 重合体。この重合体は、長鎖アルキル基を有するジハロゲン化芳香族化合物を脱ハロゲン化能を有する金属又は金属化合物と反応させて、ハロゲン原子を脱ハロゲン化して重合することによって製造する。この重合体は有機溶媒に可溶であるから、繊維、膜等の乾式成形が可能であり、化学的・電気化学的還元により明瞭な色の変化を示し、n型導電体等となる。
請求項(抜粋):
長鎖アルキル基を置換基として有するジハロゲン化芳香族化合物から2ケ所のハロゲン原子を除いて誘導される次の化1【化1】(式中、Rは炭素数が3以上の長鎖アルキル基を示す。)で表わされる2価の基を反復構成単位とし、且つ重合度nが50以上であるポリ(アルキルピリジン-2,5-ジイル)重合体。
前のページに戻る