特許
J-GLOBAL ID:200903046322709418

クロム含有廃液の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-239292
公開番号(公開出願番号):特開平11-077028
出願日: 1997年09月04日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 六価クロムを吸着剤により三価クロムに比較的短時間で還元して吸着し、処理後の廃液中の六価クロムの含有量を極めて少なくし、処理済みの廃液をそのまま河川や海洋に放出できる程度の水質にする。従来使用した還元剤や中和剤を必要とせず、廃液や吸着剤の二次処理を不要とする。六価クロムを含有する廃液から効率よくかつ安価に三価クロムを回収する。【解決手段】 酸性溶液中で六価クロムを三価クロムに還元可能な水酸基、ベンゼン環構造、炭化水素構造及びエーテル構造からなる群より選ばれた少なくとも1種以上の反応基を有し、酸化後に前記反応基が少なくとも還元された三価クロムの吸着部位となるクロム吸着剤を用意し、六価クロムの含有廃液をpH1以上3未満の酸性溶液に調整後、pH調整した廃液と上記クロム吸着剤とを接触させて廃液中の六価クロムを三価クロムに還元してクロム吸着剤に吸着させる。
請求項(抜粋):
(a) 酸性溶液中で六価クロムを三価クロムに還元可能な水酸基、ベンゼン環構造、炭化水素構造及びエーテル構造からなる群より選ばれた1種又は2種以上の反応基を有し、酸化後に前記反応基が少なくとも還元された三価クロムの吸着部位となるクロム吸着剤を用意する工程と、(b) 六価クロムを含有する廃液をpH1以上3未満の酸性溶液に調整する工程と、(c) 前記pH調整した廃液と前記クロム吸着剤とを接触させて前記廃液中の六価クロムを三価クロムに還元して前記クロム吸着剤に吸着させる工程とを含むクロム含有廃液の処理方法。
IPC (5件):
C02F 1/28 ,  B01D 15/00 ,  B01J 20/24 ,  B01J 20/26 ,  C02F 1/62
FI (5件):
C02F 1/28 J ,  B01D 15/00 N ,  B01J 20/24 B ,  B01J 20/26 E ,  C02F 1/62 B
引用特許:
審査官引用 (3件)

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