特許
J-GLOBAL ID:200903046386059883
TDMAデータ受信装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
役 昌明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-162467
公開番号(公開出願番号):特開平9-326775
出願日: 1996年06月04日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 フェージングに起因する受信レベルのノッチの影響を緩和し、低速での受信レベル変動だけに追従するTDMAデータ受信装置を提供する。【解決手段】 受信スロットの平均受信レベルを測定する測定手段14と、AGCアンプの設定ゲインを用いて測定手段の出力を正規化し、等価的にAGCアンプ2の入力端での平均受信レベルを求める正規化手段15と、正規化手段の出力を複数スロットに渡って平均する演算手段16と、演算手段の出力にAGCアンプの設定ゲインを乗算する乗算手段17と、AGCアンプ設定ゲインを推定する推定手段26とを設け、乗算手段の出力と基準レベルとの誤差信号を求め、これにスケーリングファクタを乗算してAGCゲインを求める。ノッチの影響を除き、低速の受信レベル変動に追随するAGC動作が可能となる。
請求項(抜粋):
入力する受信信号の振幅を制御するAGCアンプを具備し、自局宛受信スロットの受信レベルを測定し、この測定結果に基づいて次のフレームの自局宛受信スロットに対する前記AGCアンプのゲインを設定するTDMAデータ受信装置において、自局宛受信スロットの受信スロット内平均受信レベルを測定するスロット内受信レベル測定手段と、前記AGCアンプの設定ゲインを用いて前記スロット内受信レベル測定手段の出力を正規化し、等価的に前記AGCアンプの入力端でのスロット内平均受信レベルを求めるゲイン正規化手段と、前記ゲイン正規化手段が現在の受信スロットからN-1フレーム前の受信スロットまでについて求めたスロット内平均受信レベルの移動平均を演算するスロット間平均演算手段と、前記スロット間平均演算手段の出力に前記AGCアンプの設定ゲインを乗算する第1の乗算手段と、前記第1の乗算手段の出力と基準レベルとの差分を表す誤差信号を出力する減算手段と、前記誤差信号に、前記AGCアンプでのゲインの変化量を制御するためのスケーリングファクタを乗算する第2の乗算手段と、前記AGCアンプに送られるゲイン設定用の制御信号に基づいて、前記ゲイン正規化手段及び第1の乗算手段に与えるための前記AGCアンプの設定ゲインを求めるゲイン推定手段とを備え、前記第2の乗算手段の出力に基づいて前記AGCアンプのゲインを制御することを特徴とするTDMAデータ受信装置。
IPC (3件):
H04J 3/00
, H03G 3/20
, H03G 3/30
FI (3件):
H04J 3/00 J
, H03G 3/20 A
, H03G 3/30 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
受信機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-135293
出願人:ソニー株式会社
-
自動利得制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-162513
出願人:松下電器産業株式会社
-
特開昭61-009009
前のページに戻る