特許
J-GLOBAL ID:200903046417358051

作業車両の走行装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 芳朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-277025
公開番号(公開出願番号):特開平10-100929
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 車両の直進性と的確な旋回性とを確保させる走行装置を、単一の油圧ポンプと2つの油圧モータを備えたものとする。【解決手段】 単一の可変容積形油圧ポンプ18の吐出流をフローデバイダ65により2分割して、定容積形の第1及び第2の油圧モータ19,20に対し供給する。第1の油圧モータによって駆動され車両走行を得させる左右の走行駆動軸に対し、第2の油圧モータにより左右逆方向の付加回転を与えて、車両の旋回を得る。操向操作具の操作量に応じフローデバイダによる第2の油圧モータに対する供給油量を、操作量小の範囲では操作量の増大に伴い低割合で増加させ操作量大の範囲では操作量の増大に伴い高割合で増加させるように、制御する。
請求項(抜粋):
単一の可変容積形油圧ポンプ(18)によって駆動させる定容積形の第1の油圧モータ(19)及び第2の油圧モータ(20)を設けて、第1の油圧モータを左右の最終走行駆動手段(1)に伝動する左右の走行駆動軸(25L,25R)に対し連動連結する一方、第2の油圧モータを該左右の走行駆動軸に対し、左右の走行駆動軸に互いに逆方向の付加回転を付与可能な付加回転伝達装置(31)を介して連動連結し、上記油圧ポンプ(18)の吐出油を2分割して第1の油圧モータ(19)と第2の油圧モータ(20)とに供給するためのフローデバイダ(65)であって、分割流量比を高低2つの割合で変更制御可能なフローデバイダ(65)を設け、このフローデバイダ(65)を操向操作具(10)に対し、操向操作量が小さな範囲では該操作量の増大に伴い第2の油圧モータ(20)に対する供給油量が低い割合で増加せしめられ、操向操作量が設定値を越えた大きな範囲では該操作量の増大に伴い第2の油圧モータ(20)に対する供給油量が高い割合で増加せしめられるように、接続したことを特徴とする作業車両の走行装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭53-096131
  • 特開平1-168580
  • 走行クローラの操向装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-283690   出願人:ヤンマー農機株式会社

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