特許
J-GLOBAL ID:200903046419820607

模範ボーカルの音量制御に特徴を有するカラオケ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-070745
公開番号(公開出願番号):特開2000-267677
出願日: 1999年03月16日
公開日(公表日): 2000年09月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 模範ボーカルを適切なタイミングと音量で音響出力する利用者を支援するカラオケ装置。【解決手段】 メインコンピュータ4は、データ記憶部2から取得した模範ボーカル付きカラオケ音楽データを再生処理しカラオケ伴奏音楽の進行に合わせ模範ボーカルの音声をADPCMデコーダ28で再生出力する。また、マイクロホン18からの利用者ボーカルの音声を音量検出部26でサンプリングし利用者ボーカル強弱情報とし取得し、同様に模範ボーカルも模範ボーカル強弱情報とし取得し、両者の条件を整合し逐次比較する。該結果、利用者ボーカルが模範ボーカルに到達時、ゲインコントローラ30の設定ゲインをゼロまたは最小値にしスピーカ20から模範ボーカルが音響出力されない。一方、利用者ボーカルが模範ボーカルの下回り時、該下回り差分が大きいほどスピーカから音響出力するようにゲインコントローラの設定ゲインを制御する。
請求項(抜粋):
つぎの各事項(1)〜(8)により特定される発明。(1)模範ボーカルの音量制御に特徴を有するカラオケ装置である。(2)伴奏音楽の生成データと模範ボーカルの録音データが別チャンネルに記録された模範ボーカル付きカラオケ音楽データを再生し、マイクロホンからの歌唱入力とともに適宜増幅して音響出力する。(3)前記模範ボーカルの音量レベルを独立して可変制御するための模範ボーカルゲイン調整手段がある。(4)前記模範ボーカル付きカラオケ音楽データに基づいて、直接的または間接的に、楽曲の進行に伴う模範ボーカルの強弱変化に対応した模範ボーカル強弱情報を逐次取得する。(5)マイクロホンからの歌唱入力をサンプリングして利用者ボーカルの強弱レベルに対応した利用者ボーカル強弱情報を取得する。(6)歌唱中の前記利用者ボーカル強弱情報と前記模範ボーカル強弱情報とを逐次比較し、模範ボーカルに対する利用者ボーカルの強弱差分を検出する。(7)前記強弱差分が、所定の比較基準にて前記利用者ボーカルが前記模範ボーカルより下回っていることを示している場合、その下回り差分が大きいほどゲインが大きくなるように前記ボーカルゲイン調整手段を制御する。(8)前記強弱差分が、所定の比較基準にて前記利用者ボーカルが前記模範ボーカルに達していることを示している場合、前記模範ボーカルの音響出力レベルを最小化またはゼロにする。
IPC (2件):
G10K 15/04 302 ,  H04R 3/00 320
FI (2件):
G10K 15/04 302 D ,  H04R 3/00 320
Fターム (14件):
5D020BB01 ,  5D108BA04 ,  5D108BA22 ,  5D108BA24 ,  5D108BB04 ,  5D108BC01 ,  5D108BD02 ,  5D108BD06 ,  5D108BD12 ,  5D108BD14 ,  5D108BE06 ,  5D108BF16 ,  5D108BF17 ,  5D108BH01
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • カラオケ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-333797   出願人:松下電器産業株式会社
  • カラオケ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-218188   出願人:ヤマハ株式会社
  • 特開平4-238384

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