特許
J-GLOBAL ID:200903046423617093

高強度コイルばねおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-391317
公開番号(公開出願番号):特開2003-193197
出願日: 2001年12月25日
公開日(公表日): 2003年07月09日
要約:
【要約】【課題】本発明は、安価で耐衝撃性の高い高強度コイルばねとその製造方法を提供しようとするものである。【解決手段】本発明になる高強度コイルばねは、重量比で、C:0.6〜0.7%、Si:1.8〜2.2%、Mn:0.7〜0.9%、Cr:0.5〜0.8%、V:0.05〜0.15%、を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、不可避的不純物のうち、P:0.05%以下、S:0.025%以下、Cu:0.2%以下であって、最大非金属介在物が15μmである鋼のオイルテンパー線を素材として使用し、コイリング、マイクロショット、440〜475°Cでの窒化処理、二段ショットピーニングを施すことにより、表層部(表面から0.02mm付近の)硬さがHv600〜800であることを特徴とするものである。ここで、オイルテンパー線は、引張強さが1960MPa以上、絞りが38%以上であることが望ましい。上記の条件の組合わせで製造することにより、安価で耐衝撃性の高い高強度コイルばねを得ることができる。
請求項(抜粋):
重量比で、C:0.6〜0.7%、Si:1.8〜2.2%、Mn:0.7〜0.9%、Cr:0.5〜0.8%、V:0.05〜0.15%、を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、前記不可避的不純物のうち、P:0.05%以下、S:0.025%以下、Cu:0.2%以下、最大非金属介在物が15μmである鋼のオイルテンパー線を素材とし、コイリング、マイクロショット、400〜475°Cでの窒化処理、二段ショットピーニングを施し、表面から0.02mmの硬さがHv600〜800であることを特徴とする高強度コイルばね。
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 9/02 ,  C22C 38/34 ,  C23C 8/26 ,  F16F 1/06
FI (5件):
C22C 38/00 301 Z ,  C21D 9/02 A ,  C22C 38/34 ,  C23C 8/26 ,  F16F 1/06 A
Fターム (20件):
3J059AB12 ,  3J059AE05 ,  3J059BA02 ,  3J059BC02 ,  3J059BC19 ,  3J059EA08 ,  3J059EA09 ,  3J059GA08 ,  3J059GA14 ,  4K028AA02 ,  4K028AB01 ,  4K028AC07 ,  4K042AA02 ,  4K042BA01 ,  4K042BA04 ,  4K042CA06 ,  4K042CA13 ,  4K042DA01 ,  4K042DD03 ,  4K042DF01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 高強度弁ばね及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-064112   出願人:中央発條株式会社
  • コイルばねの製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-013574   出願人:株式会社東郷製作所, トヨタ自動車株式会社, 新日本製鐵株式会社, 鈴木金属工業株式会社

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