特許
J-GLOBAL ID:200903046585862890

管継手の解体方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-105261
公開番号(公開出願番号):特開平11-304062
出願日: 1998年04月16日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 受口の内周と挿口の外周との間で環状のシール材が圧縮されるとともに、挿口の先端の突部と係り合うロックリングが前記シール材よりも奥側の受口の内周に配置された、異形管の管継手を、容易に解体できるようにする。【解決手段】 舌片の挿入によりロックリングを挿口14の外面から浮くように拡径させたうえで、挿口14の突部をロックリングよりも受口開口側に移動させる。次に、舌片を取り除いて、代わりに解体治具34を配置し、この解体治具34の挿入によりシール材の内面を挿口14の外面から浮かせる。そして、受口12と挿口14とを管軸方向に相対的に移動させることで、挿口14の突部をシール材よりも受口12の開口側に移動させる。
請求項(抜粋):
受口の内周と挿口の外周との間で環状のシール材が圧縮されるとともに、挿口の先端の突部と係り合うロックリングが前記シール材よりも奥側の受口の内周に配置された管継手における、前記受口の内部から挿口を抜き出すための方法であって、管継手の周方向に沿った複数の位置において、受口の開口端における受口と挿口との隙間から受口の内部に舌片を挿入して、この舌片をシール材の内周に押し込んだうえでロックリングの内周にも押し込んで、このロックリングを挿口の外面から浮くように拡径させ、受口と挿口とを管軸方向に相対的に移動させることで、挿口の突部を前記拡径状態のロックリングの内部の通過によりこのロックリングよりも受口開口側に移動させ、次に、舌片を取り除いて、受口の外側における挿口の部分に、挿口に外ばめされる筒状体を備えた解体治具を配置し、この解体治具の筒状体を、受口の開口端における受口と挿口との隙間から受口の内部に挿入してシール材の内周に押し込むことで、このシール材の内面を挿口の外面から浮かせ、そして、受口と挿口とを管軸方向に相対的に移動させることで、挿口の突部を前記挿口の外面から浮いた状態のシール材の内部の通過によりこのシール材よりも受口開口側に移動させる、ことを特徴とする管継手の解体方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 離脱防止管継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-128464   出願人:株式会社クボタ

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