特許
J-GLOBAL ID:200903046594020672

アクチュエータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-301512
公開番号(公開出願番号):特開平9-144713
出願日: 1995年11月20日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 通常モード、バイパスモード及びダンピングモードの切換えが可能で小型軽量かつ安価なアクチュエータ制御装置を提供し、更に、故障時のブローバック機能と流体圧制御回路の密封、加圧機能とを両立させる。【解決手段】 作動流体の給排動作および給排停止動作が可能なコントロールバルブ20と、戻り回路から流体室13A,13Bへの流れを許容し逆方向への流れを規制する逆止弁43,44を有するバイパス通路形成手段と、供給流体圧の低下時に作動す流体室13A,13Bを絞り要素51dを介して連通させる絞り通路形成手段とを備えており、絞り通路形成手段は、供給流体圧が所定値以下のときに供給源側を遮断してバルブ20と逆止弁43,44との間に絞り要素51dを挿入する切換え弁51と、作動流体の戻り回路側への排出を許容しつつこれに所定の背圧を加える背圧保持ユニット53とを含んでいる。
請求項(抜粋):
シリンダ内にピストンを収納し該ピストンの両側に第1および第2流体室を画成してなるアクチュエータを制御する装置であって、前記第1および第2流体室に接続される一対の制御圧ポート、流体圧供給源に接続される供給圧ポートおよび戻り回路に接続される排出ポートを有し、前記第1又は第2流体室に前記流体圧供給源からの作動流体を供給するとともに、第2又は第1流体室からの作動流体を前記排出ポートを通して前記戻り回路に排出させる給排制御動作、並びに、前記第1および第2流体室への作動流体の給排を停止する給排停止動作が可能なコントロールバルブと、前記戻り回路と前記第1および第2流体室の間に設けられた第1、第2のバイパス通路部と、前記戻り回路から前記第1および第2流体室への作動流体の流れをそれぞれ許容し逆方向への流れをそれぞれ規制するよう前記第1、第2のバイパス通路部に挿入された第1、第2の逆止弁と、を含み、前記流体圧供給源からの作動流体圧が所定値以下に低下したとき、前記第1および第2流体室を前記流体圧供給源および前記戻り回路を介することなく直接的に連通させるバイパス通路を形成するバイパス通路形成手段と、前記流体圧供給源に接続された入口ポート、前記コントロールバルブの供給圧ポートに接続された出口ポートおよび前記第1、第2のバイパス通路部より前記戻り通路側で前記コントロールバルブの排出ポートに接続された逆流ポートを有し、前記流体圧供給源からの作動流体圧が前記所定値を超えるときには該流体圧供給源を前記コントロールバルブの供給圧ポートに接続し、該流体圧供給源からの作動流体圧が前記所定値以下に低下したときには前記コントロールバルブの供給圧ポートと前記排出ポートおよび前記第1、第2の逆止弁との間に絞り要素を挿入する切換え弁と、該切換え弁を前記第1、第2のバイパス通路部より前記戻り回路側で前記コントロールバルブの排出ポートに接続する接続通路と、該接続通路より前記戻り回路側で前記作動流体の前記戻り回路側への排出を許容しつつ前記作動流体に所定の背圧を加える背圧保持ユニットと、を含み、前記流体圧供給源からの作動流体圧が所定値以下であるとき、該流体圧供給源からの作動流体圧によって作動すべきアクチュエータの第1および第2流体室を、前記絞り要素を介して互いに連通させる絞り通路を形成する絞り通路形成手段と、を備えたアクチュエータ制御装置。
IPC (4件):
F15B 20/00 ,  B64C 13/40 ,  F15B 11/16 ,  F15B 15/14 320
FI (4件):
F15B 20/00 C ,  B64C 13/40 ,  F15B 15/14 320 ,  F15B 11/16 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
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