特許
J-GLOBAL ID:200903046603394483

伸びフランジ性、耐遅れ破壊特性に優れる高強度鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-173332
公開番号(公開出願番号):特開2000-008136
出願日: 1998年06月19日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 自動車用鋼板のごとき、伸びフランジ性、耐遅れ破壊特性が要求される用途においても、十分な要求特性を具備し、かつ、クラスター状介在物による表面欠陥のない高張力鋼板。【解決手段】 Ti:0.015 〜0.2 wt%、Al:0.01wt%以下、N:0.02wt%以下及びCa,REM の1 種又は2 種を合計で0.0005〜0.1 wt%を含み、更に、S及びCa,REM の1 種又は2 種の合計の含有量が次式S- 5×((32/40) Ca+(32/140) REM) ≦0.0014wt%の関係を満たし、かつ上記MnとTiとが、次式Mn/Ti≦200 の関係を満足する組成になり、最大径1 〜50μm の酸化物系介在物がTi酸化物及びCaO,REM 酸化物の1 種又は2 種を含有し、マルテンサイトとベイナイトの体積率が30〜100 %である複合組織になる高強度鋼板。
請求項(抜粋):
C:0.05〜0.20wt%、Si:2.0 wt%以下、Mn:1.8 〜3.5 wt%、Ti:0.015 〜0.2 wt%、Al:0.01wt%以下、N:0.02wt%以下及びCa,REM の1 種又は2 種を合計で0.0005〜0.1 wt%を含み、更に、S及びCa,REM の1 種又は2 種の含有量が次式S- 5×((32/40) Ca+(32/140) REM) ≦0.0014wt%の関係を満たし、かつ上記MnとTiとが、次式Mn/Ti≦200の関係を満足して残部はFe及び不可避的不純物の組成になり、粒径1 〜50μm の酸化物系介在物がTi酸化物及びCaO ,REM 酸化物の1 種又は2 種を含有し、マルテンサイトとベイナイトの体積率が30〜100 %である複合組織になることを特徴とする良好で伸びフランジ性、耐遅れ破壊特性に優れる高強度鋼板。
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
FI (2件):
C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (2件)

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