特許

J-GLOBAL ID：200903046614921604

原子力発電プラントとその運転方法

発明者： 中村 雅人 ,  赤嶺 和彦 ,  大角 克己 ,  石田 一成 ,  鈴木 和伸
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所 ,  日立協和エンジニアリング株式会社
代理人 (1件)： 吉岡 宏嗣
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-344543
公開番号（公開出願番号）：特開2003-149385
出願日： 2001年11月09日
公開日（公表日）： 2003年05月21日
要約：

【要約】【課題】 炉水放射能を低減する。【解決手段】 鉄を、0.02A/cm2以下の低電流密度(鉄板電極の単位面積当りの電流値)で徐々に電気分解する電解塔27と、電解塔27で生成された鉄イオンや、その後クラッド化した鉄クラッドを過酸化水素にて酸化させる酸化塔29Aを含んで構成された鉄注入装置を設け、電解塔27で生成された鉄イオンや、その後クラッド化した鉄クラッドを酸化塔29Aで過酸化水素にて酸化させ、そのような酸化された鉄イオンや鉄クラッドを原子炉の給水系に供給する。

請求項（抜粋）：

タービン復水器で回収した復水を復水浄化装置で浄化して原子炉へ供給する給復水系に、鉄の電気分解塔と前記電気分解塔で生成した鉄を酸化して酸化鉄を生成する鉄の酸化塔を有してなる鉄注入装置を備えた沸騰水型原子力発電プラントにおいて、前記鉄注入装置は、前記鉄の電気分解に用いる電流の電流密度を0.02A/cm2以下に制御することが可能であることを特徴とする沸騰水型原子力発電プラント。

IPC (5件)：

G21D 3/08 ,  C02F 1/46 ,  C02F 1/62 ,  C02F 1/72 ,  G21C 19/307

FI (5件)：

G21D 3/08 G ,  C02F 1/46 Z ,  C02F 1/62 A ,  C02F 1/72 Z ,  G21C 19/30 L

Fターム (18件)：

4D038AA06 ,  4D038AB67 ,  4D038AB85 ,  4D050AA09 ,  4D050AB55 ,  4D050BB01 ,  4D050BB09 ,  4D050BB11 ,  4D050BD03 ,  4D050CA10 ,  4D061DA05 ,  4D061DB09 ,  4D061DC22 ,  4D061EA03 ,  4D061EB20 ,  4D061EB28 ,  4D061FA16 ,  4D061GC12

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 原子力プラントの鉄分注入装置及び鉄分注入方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-318482   出願人：株式会社日立製作所, 日立エンジニアリング株式会社
• 沸騰水型原子力発電プラントの水処理装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-283375   出願人：オルガノ株式会社
• BWR型原子力発電所における一次冷却系への鉄注入方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-310034   出願人：株式会社荏原製作所