特許
J-GLOBAL ID:200903046615678720

制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-052068
公開番号(公開出願番号):特開平10-244917
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 本発明は緊急ブレーキ操作が検出された際に通常時に比して大きな制動力を発生するブレーキアシスト制御を実行する制動力制御装置に関し、種々の状況に応じて、適切なタイミングでブレーキアシスト制御を開始することによりホイルシリンダ圧を速やかに昇圧させることを目的とする。【解決手段】 緊急ブレーキ操作が検出された時刻t1 において、マスタシリンダ圧PM/C とホイルシリンダPW/C との間に差圧Pdiffが生じている。かかる状態ではハイドロブースタ36を液圧源としてPW/C を速やかに昇圧できるため、通常ブレーキ状態を維持する。そして、差圧Pdiffが所定値Lを下回る時刻t2において、ブレーキアシスト制御を開始する。この所定値Lは、通常ブレーキ制御及びブレーキアシスト制御においてそれぞれ実現されるホイルシリンダ圧PW/C の昇圧速度を考慮して設定される。
請求項(抜粋):
ブレーキ踏力に応じた制動力を発生させる通常ブレーキ制御と、通常制御時に比して大きな制動力を発生させるブレーキアシスト制御とを実行する制動力制御装置において、緊急ブレーキ操作が実行されたことを検出する緊急ブレーキ操作検出手段と、緊急ブレーキ操作が実行されたことが検出された後、マスタシリンダ圧とホイルシリンダ圧との差圧が所定値以下となった時点で前記ブレーキアシスト制御を開始するブレーキアシスト制御開始手段と、を備えることを特徴とする制動力制御装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-121260
  • 制動力制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-020321   出願人:アイシン精機株式会社
  • 車両のブレーキ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-327680   出願人:日産自動車株式会社
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-121260
  • 制動力制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-020321   出願人:アイシン精機株式会社

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