特許
J-GLOBAL ID:200903046621436487

流体軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-086398
公開番号(公開出願番号):特開平10-281148
出願日: 1997年04月04日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 軸受部における高速回転で、潤滑剤が飛散したり、高温で粘度が著しく低下して潤滑剤自身の自重で下方に垂れ下がり、油膜切れ、コスレ、焼き付きを生じる事を防止する。【解決手段】 軸3は2組の動圧発生溝2B、2Cの間に上側の動圧発生溝2Bに向けて径が大きくなる方向のテーパを有する軸第1テーパ部3Aを動圧発生溝2Bに隣接して有し、また、軸第2テーパ部3Bを動圧発生溝2Cに隣接して有している。スリーブ第1テーパ部2Dと軸第1テーパ部3Aの間の角度θは0〜10°の範囲である。この構成により軸第1テーパ部3Aおよび軸第2テーパ部3Bが潤滑剤を動圧発生溝2B、2Cへ運搬供給する事により、潤滑剤5が確実に保持され長期に亘り安定した回転が得られる。
請求項(抜粋):
軸受穴を垂設したスリーブを有し、その軸受穴に軸が挿入され、前記軸受穴の内面または軸の外周面の少なくともいずれか一方には少なくとも2組の動圧発生溝が構成され、前記軸は前記2組の動圧発生溝の間に、前記軸の軸方向に沿って上側に下から上方に向けて径が太くなる方向の第1のテーパ部と、前記軸の軸方向に沿って下側に上から下方に向けて径が太くなる方向の第2のテーパ部の少なくとも1組を有し、前記2組の動圧発生溝と、前記少なくとも1組のテーパ部を有する空間とが、潤滑剤で充満された流体軸受装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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