特許
J-GLOBAL ID:200903046636850107

自動変速機の潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江藤 聡明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-289514
公開番号(公開出願番号):特開2003-097678
出願日: 2001年09月21日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 プラネタリギヤユニットのインターナルギヤの外周にスプライン溝を形成して摩擦係合装置のクラッチハブとしての機能を兼備させる自動変速機において有効的な潤滑が得られる潤滑構造を提供する。【解決手段】 入力軸14に形成された潤滑油孔14aから潤滑油を飛散させる自動変速機の潤滑構造であって、リヤプラネタリギヤユニット41のリヤインターナルギヤ43の外周面にロークラッチ80のドライブプレート86aの歯部がスプライン嵌合するスプライン溝90を形成し、このスプライン溝90の側面90aと外周面90aとによって形成される角部をスプライン溝90に沿って切除して油溜部91を形成し、かつ内歯44aとリヤピニオン49の噛合範囲を除いたインターナルギヤ43の内周面に一端が開口し他端が油溜部91に開口する油孔92を穿設する。
請求項(抜粋):
サンギヤと、インターナルギヤと、上記サンギヤ及びインターナルギヤの内歯に噛み合いプラネタリキャリヤに回転自在に軸支されたピニオンとを有するプラネタリギヤユニット及び、外周にスプライン溝を形成して上記インターナルギヤをクラッチハブとしての機能を兼備させた摩擦係合装置を備え、入力軸に形成された潤滑油吐出孔から潤滑油を飛散せしめて潤滑する自動変速機の潤滑構造において、上記インターナルギヤは、該インターナルギヤの外周面から略対向する一対の側面及び底面を有する断面略コ字状に切除されて上記摩擦係合装置のクラッチプレートがスプライン嵌合する上記スプライン溝と、該スプライン溝の側面と上記外周面とによって形成される角部を上記スプライン溝に沿って切除して形成された油溜部と、上記内歯とピニオンの噛合範囲を除いたインターナルギヤの内周面に一端が開口し他端が上記油溜部に開口する油孔と、を備えたことを特徴とする自動変速機の潤滑構造。
IPC (3件):
F16H 57/04 ,  F16D 25/12 ,  F16H 57/08
FI (4件):
F16H 57/04 J ,  F16H 57/04 D ,  F16D 25/12 C ,  F16H 57/08
Fターム (21件):
3J057AA03 ,  3J057BB04 ,  3J057EE05 ,  3J057GA03 ,  3J057HH02 ,  3J057JJ02 ,  3J063AA02 ,  3J063AB12 ,  3J063AB53 ,  3J063AC04 ,  3J063BA11 ,  3J063BB11 ,  3J063CB05 ,  3J063XD03 ,  3J063XD22 ,  3J063XD33 ,  3J063XD43 ,  3J063XD46 ,  3J063XD62 ,  3J063XD72 ,  3J063XD75
引用特許:
審査官引用 (1件)

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