特許
J-GLOBAL ID:200903046706981816

内燃機関用点火コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-182015
公開番号(公開出願番号):特開2000-021660
出願日: 1998年06月29日
公開日(公表日): 2000年01月21日
要約:
【要約】【課題】 閉磁路の積層鉄心を構成する硅素鋼板の圧延方向と鉄心の長手方向を鉄心の各部で同じにして磁束の流れ方向に一致させ、且つ積層鉄心の各部の断面積を同一にして点火コイルの小型、軽量化を図り、且つ硅素鋼板から鉄心を打抜く際の歩留まりを高める。【解決手段】 1次コイルボビン1′の内周に一部の鉄心を貫通した閉磁路の積層鉄5を、1次コイルのボビン1′の内周を貫通する細長い短冊形の第1鉄心11と、絶縁ケースの外で上記第1鉄心と平行に配列された細長い短冊形の第2鉄心12と、上記第1鉄心と第2鉄心の一端部11a,12aを連結する細長い短冊形の第3鉄心13と、上記第1鉄心と第2鉄心の他端部11a,12aを連結する細長い短冊形の第4鉄心14とで構成し、上記第1,第2,第3,第4の各鉄心の細長い長手方向Lを鉄心の圧延方向aと同方向にして、磁束の流れる方向Mに一致させ、且つ第1,第2,第3,第4の各鉄心の幅を等しくする。
請求項(抜粋):
1次コイル(1)の外に2次コイル(2)を嵌合して有底の絶縁ケース(3)に収容し、該ケースの底に開設された開口を1次コイルのボビン(1′)の下端部で塞ぎ、絶縁ケース中に絶縁樹脂を注型、充填し、硬化した絶縁樹脂層(4)中に1次コイルと2次コイルを固定し、1次コイルのボビンの内周に閉磁路を形成する積層鉄心(5)の一部を貫通させた内燃機関用点火コイルにおいて、上記閉磁路を形成する積層鉄心を、1次コイルのボビン(1′)の内周を貫通する細長い短冊形の第1鉄心(11)と、絶縁ケースの外で上記第1鉄心と平行に配列された細長い短冊形の第2鉄心(12)と、上記第1鉄心と第2鉄心の一端部(11a,12a)を連結する細長い短冊形の第3鉄心(13)と、上記第1鉄心と第2鉄心の他端部(11b,12b)を連結する細長い短冊形の第4鉄心(14)とで構成し、上記第1,第2,第3,第4の各鉄心の細長い長手方向(L)を鉄心の圧延方向(a)と同方向にして、磁束の流れる方向(M)に一致させ、且つ第1,第2,第3,第4の各鉄心の幅を等しくしたことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
IPC (2件):
H01F 38/12 ,  H01F 27/26
FI (2件):
H01F 31/00 501 A ,  H01F 27/26 K
引用特許:
審査官引用 (1件)

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