特許
J-GLOBAL ID:200903046710977475

遠心送風機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-316916
公開番号(公開出願番号):特開平9-158898
出願日: 1995年12月05日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 スクロールケーシングの巻き始め部位(ノーズ)近傍に発生する空気巻き込みを抑制することにより遠心送風機の騒音低減を図る。【解決手段】 スクロールケーシング3の巻き終わり部位12から捩じれ面15を形成し、かつ、遠心式ファン1の近傍の流速の大きい主流を吹出口14方向に案内する案内壁16を形成する。これにより、空気流路3aのうち、モータ1a側方向に拡大した部分を流れる流速の小さい副流が主流に巻き込まれることを抑制する。さらに、案内壁16によって主流が副流側の方へ偏向することを抑制する。したがって、遠心送風機の騒音低減を図ることができる。
請求項(抜粋):
吸入した空気を径外方側に吹き出す遠心式ファン(1)と、前記遠心式ファン(1)を収納するとともに前記遠心式ファン(1)から吹き出した空気が流れる空気流路(3a)を構成し、前記遠心式ファン(1)の回転軸周りに渦巻き状に形成されたスクロールケーシング(3)と、前記スクロールケーシング(3)に形成され、前記遠心式ファン(1)の回転軸方向一端側に開口する吸入口(7)と、前記スクロールケーシング(3)の巻き終わり部位(12)より空気下流で開口し、前記空気流路(3a)内を流れる空気を吹き出す吹出口(14)と、前記スクロールケーシング(3)のうち前記遠心式ファン(1)の回転軸方向他端側であって、前記遠心式ファン(1)に対抗する中心部分に形成された環状部(9)とを有し、前記空気流路(3a)の断面は、前記スクロールケーシング(3)の巻き始め部位(11)から前記スクロールケーシング(3)の巻き終わり部位(12)に進むほど、前記吸入口(7)から前記環状部(9)へと向かう方向に拡大し、さらに、前記スクロールケーシング(3)の空気流路(3a)には、前記吸入口(7)から前記環状部(9)へと向かう方向に進むほど、前記遠心式ファン(1)の径外方側に広がるように傾斜する傾斜面(10)が、前記環状部(9)に連結して形成されており、前記傾斜面(10)には、前記スクロールケーシング(3)の巻き終わり部位(12)近傍から前記吹出口(14)に向かうほど、前記傾斜面(10)と前記遠心式ファン(1)の回転軸に対して直角な方向とのなす角度(θ2 )が大きくなるように捩じれ面(15)が形成されていることを特徴とする遠心送風機。
FI (2件):
F04D 29/44 X ,  F04D 29/44 U
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 遠心式送風機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-294547   出願人:日本電装株式会社
審査官引用 (1件)
  • 遠心式送風機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-294547   出願人:日本電装株式会社

前のページに戻る