特許
J-GLOBAL ID:200903046746215369

楕円振動装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和 ,  鈴木 三義 ,  西 和哉 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-199962
公開番号(公開出願番号):特開2004-043055
出願日: 2002年07月09日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】2つの振動系の固有振動数が変動しても、当該2つの振動系の位相差を一定に保ち、安定した楕円振動を行わせることができる楕円振動装置の制御装置を提供する。【解決手段】可変速度フィードバックゲイン制御された第1方向の振動系と当該第1方向に垂直な第2方向の振動系とからなる可動部を、互いに逆の特性をもつ2つの位相調節器、または、各位相調節器の入出力の位相差をそれぞれ加算すると-360度または+360度となる2つの位相調節器を設け、第1振動系の振動速度の信号または該信号の成分を含む信号を第1位相調節器を介し、第2振動系の振動速度の信号または該信号の成分を含む信号を第2位相調節器を介して、それぞれ他方の可変速度フィードバックゲイン制御系にフィードバックすることにより駆動する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
第1方向に加振する第1加振力によって前記第1方向に振動する第1振動系と、前記第1方向とは垂直な第2方向に加振する第2加振力により、前記第1方向の振動と所定の位相差を有して、前記第2方向に振動する第2振動系とからなる可動部が楕円振動をする楕円振動装置を駆動するための制御装置であって、 前記可動部の駆動周波数に関し位相特性が互いに逆の特性となる第1位相調節器および第2位相調節器を設けるか、または、それぞれの入出力の位相差を加算すると-360度または+360度となる第1位相調節器および第2位相調節器を設け、さらに、 前記第1振動系の振動振幅を検出する第1振動振幅検出手段と、入力信号を増幅する第1可変増幅器と、前記第1振動振幅検出手段により検出される前記第1振動系の振動振幅に応じて前記第1可変増幅器の出力レベルを調節する第1振幅コントローラと、前記第1可変増幅器の出力と前記第2位相調節器の出力とを加算する第1加算器と、該第1加算器の出力を電力増巾する第1電力増巾器と、該第1電力増巾器の出力を受け前記第1方向の加振力を発生させる第1振動駆動子と、 前記第2振動系の振動振幅を検出する第2振動振幅検出手段と、入力信号を増幅する第2可変増幅器と、前記第2振動振幅検出手段により検出される前記第2振動系の振動振幅に応じて前記第2可変増幅器の出力レベルを調節する第2振幅コントローラと、前記第2可変増幅器の出力と前記第1位相調節器の出力または該出力の成分を含む信号とを加算する第2加算器と、該第2加算器の出力を電力増巾する第2電力増巾器と、該第2電力増巾器の出力を受け前記第2方向の加振力を発生させる第2振動駆動子と、を設け、 前記第1振動系の振動速度の信号を前記第1可変増幅器に帰還する閉ループを形成するとともに該信号を前記第1位相調節器に入力し、 前記第2振動系の振動速度の信号を前記第2可変増幅器に帰還する閉ループを形成するとともに該信号または該信号の成分を含む信号を前記第2位相調節器に入力する ことを特徴とする楕円振動装置の制御装置。
IPC (1件):
B65G27/24
FI (1件):
B65G27/24
Fターム (3件):
3F037BA01 ,  3F037CA11 ,  3F037CB06
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る