特許
J-GLOBAL ID:200903046765996002

車両用パワーウィンドの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-018056
公開番号(公開出願番号):特開平7-224572
出願日: 1994年02月15日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】この発明は、ウィンドを駆動するモータの回転パルスの計数値と実際のウィンド開度位置とにずれが生ずるような状況で、前記計数値の修正が適正に行われる車両用パワーウィンドの制御装置を提供することを目的とする。【構成】ウィンドを駆動するモータの回転に伴うパルスを発生する位置カウンタを備え、ステップ301 でUPスイッチがオンされたことが確認されたなら、ステップ302 で前記カウンタ計数値CN と全閉計数値Cc とに基づき閉め切りでないことを判定し、ステップ303 でウィンド位置が挟み込み検出範囲内であることを確認する。ステップ306 で挟み込みが検出されたならステップ307 で挟み込み回数NJ をインクリメントし、ステップ308 でその回数が設定数NT を越えたことを判定する。そして、ステップ304 でウィンドを全開し、ステップ305 で位置カウンタの値を“0”にクリアして初期化処理する。
請求項(抜粋):
ウィンドを開方向あるいは閉方向に選択的に駆動するウィンド制御用のモータと、前記ウィンドの開指令あるいは閉指令を出力するスイッチ機構からの入力に基づいて、前記制御用のモータに正もしくは逆の回転指令を与える開閉制御手段と、前記ウィンドの全開および閉め切り位置と共にこのウィンドの開度位置を検出するウィンド開度検出手段と、少なくとも前記ウィンドの閉じ動作時に、前記ウィンド開度検出手段で検出されるウィンド開度の所定の挟み込み検出範囲内で、前記ウィンドの上昇負荷の増大判別によって、異物挟み込みを検出する挟み込み検出手段と、前記挟み込み検出状態で前記モータを逆転駆動し、前記ウィンドを開方向に駆動する逆転制御手段と、前記挟み込み検出に対応して、その挟み込み回数を計数する挟み込み回数計数手段と、前記計数される挟み込み回数が設定される所定回数を越えた状態を検出する挟み込み異常検出手段と、前記挟み込み異常検出に伴い前記ウィンドを特定された位置まで駆動するウィンド初期位置設定手段と、前記ウィンドが特定される初期位置に設定された状態で前記開度検出手段の検出値をその初期位置に対応した計数値に設定する開度位置初期設定手段と、を具備したことを特徴とする車両用パワーウィンドの制御装置。
IPC (5件):
E05F 15/10 ,  B60J 1/00 ,  B60J 1/17 ,  G05D 3/10 ,  H02P 7/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 電動駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-348751   出願人:オムロン株式会社

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