特許
J-GLOBAL ID:200903046773722442

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-042741
公開番号(公開出願番号):特開平10-238318
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 弁開閉時期制御装置において、ロックピンによるロックの耐久性、信頼性を向上させること、弁開閉時期を応答性良く制御すること、ロックピンの退避孔内でのバタツキを抑制すること。【解決手段】 内部ロータ30と外部ロータ50との間に形成されベーン40によって復帰室R1と作動室R2とに二分される流体圧室Roと、復帰室R1に流体を給排する通路34と、作動室R2に流体を給排する通路35と、外部ロータ50に形成さればね付勢されたロックピン60を収容する退避孔52と、内部ロータ30に形成され外部ロータ50との相対位相が所定の位相で同期したときロックピン60の頭部が挿入される受容孔32と、受容孔32に流体を給排する通路33とを備えた弁開閉時期制御装置において、通路33が受容孔32と退避孔52の同期時に復帰室R1に連通し受容孔32と退避孔52の非同期時に復帰室R1との連通を遮断される構成とした。
請求項(抜粋):
弁開閉用の回転軸に所定範囲で相対回転可能に外装されクランクプーリからの回転動力が伝達される回転伝達部材と、前記回転軸又は前記回転伝達部材の一方に取り付けられたベーンと、前記回転軸と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって作動室と復帰室とに二分される流体圧室と、前記作動室に流体を給排する第1流体通路と、前記復帰室に流体を給排する第2流体通路と、前記回転伝達部材又は前記回転軸に形成され内部に前記回転軸又は前記回転伝達部材に向けてばね付勢されたロックピンを収容する退避孔と、前記回転軸又は前記回転伝達部材に形成され前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相が所定の位相で前記退避孔と同期したとき前記ロックピンの頭部が挿入される受容孔と、この受容孔に流体を給排する第3流体通路とを備えて、内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉時期を制御するために使用される弁開閉時期制御装置において、内燃機関の始動時に前記受容孔と前記退避孔が同期するとともに前記復帰室に前記第2流体通路を通して流体が供給されるように構成し、また前記受容孔と前記退避孔の位置が同期時に前記第3流体通路が絞り通路として前記復帰室に連通し、前記受容孔と前記退避孔とが非同期時に前記第3流体通路が前記復帰室との連通を遮断される構成としたことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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