特許
J-GLOBAL ID:200903046810899480

内燃機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-040556
公開番号(公開出願番号):特開平10-288067
出願日: 1997年04月10日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 NOx触媒に炭化水素を供給するための後噴射燃料がシリンダ壁に付着して潤滑油に混入することを防止する。【解決手段】 エンジン運転条件と後噴射時期とから筒内温度と筒内圧力を推定し、その推定結果から後噴射量の下限設定値と上限設定値を算出する(ステップ106,107)。エンジン運転状態と触媒温度から算出した1気筒当りの後噴射量Y1 が下限設定値より小さい場合は、後噴射を中止して数サイクル分の後噴射量を積算し、その積算値Xが下限設定値以上になった時に、単位時間当りの軽油供給量Zとエンジン回転数とに基づいて、後噴射する気筒数を算出し、1気筒当りの後噴射量Y(1ストローク当り)を算出する(ステップ108〜110)。この後噴射量Yが上限設定値よりも大きければ、後噴射量Yを上限設定値に補正して後噴射を実行する(ステップ111,112,113)。
請求項(抜粋):
内燃機関の各気筒毎に燃料噴射手段を設けると共に、前記内燃機関の排気通路に排気中の窒素酸化物を還元浄化する触媒を設け、前記各気筒の燃料噴射手段に機関出力発生のための主噴射指令を出力すると共に少なくとも1つの気筒の燃料噴射手段に前記触媒への炭化水素供給のための後噴射指令を出力する噴射制御手段を備えた内燃機関の排気浄化装置において、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記触媒の活性状態を検出する触媒活性状態検出手段とを備え、前記噴射制御手段は、前記運転状態検出手段の検出値と前記触媒活性状態検出手段の検出値に基づいて前記触媒へ供給する炭化水素量(以下「目標後噴射量」という)を算出すると共に後噴射時期を設定し、更に前記目標後噴射量と前記運転状態検出手段の検出値とに基づいて後噴射する気筒数と1気筒当りの後噴射量を算出し、その算出結果に応じて前記燃料噴射手段に後噴射指令を出力することを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
IPC (7件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/04 ZAB ,  F02D 41/04 335 ,  F01N 3/08 ZAB ,  F01N 3/24 ZAB ,  F02D 41/34 ,  F02D 41/34 ZAB
FI (7件):
F02D 41/04 330 M ,  F02D 41/04 ZAB ,  F02D 41/04 335 C ,  F01N 3/08 ZAB G ,  F01N 3/24 ZAB R ,  F02D 41/34 H ,  F02D 41/34 ZAB
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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